山田洋次監督の『母べえ』が異色の興行展開をみせていて、映画界から驚きの声が上がっている。本作は、1月26日(土)から公開され、週末の2日間の興行収入は1億6000万円。その週の興行ランキングでは4位だったが、3日目の月曜に入って以降、平日の成績が実によく、1月26日から2月1日までの1週目に、あっさり5億円を突破した。さらに2週目の週末を入れた9日間では、トータル6億4000万円を記録。今週中にも10億円に届きそうな勢いをみせている。
「日曜と比べて、月曜がその80%近い動員なんて、まず前例がありません。通常は、月曜は日曜の半分以下は当たり前ですし、作品によっては30%台ということもあります。それも『母べえ』の場合は月曜だけでなく、火曜、水曜と変わらないのですから驚きです」と、洋画配給会社のベテラン営業担当者は言う。
これは、観客層の大部分を60代以降の年配者が占めていることが大きな要因だ。この層は、比較的時間のやりくりができ、平日でも映画館に自由に行くことができる。それが平日動員の強さにつながっている。
ただそうは言っても、作品に魅力がなければ、平日だろうが日曜だろうが、人々は映画館に足を運ぶことはない。戦前の家族を描いた山田洋次監督作品への信頼感はもちろんだが、主演の吉永小百合が公開前、様々なメディアで取り上げられた宣伝効果も大きかっただろう。年配者たちは、見るに値する作品と踏み、それに伴い、口コミも広がっていったとみられる。
平日が圧倒的に強い、こうした興行展開がいつまで続くかわからないが、これまであまりお目にかかれなかった珍しい興行になっていることは間違いない。願わくば、この作品にもっと若い世代も関心をもってくれればよいのだが。
「日曜と比べて、月曜がその80%近い動員なんて、まず前例がありません。通常は、月曜は日曜の半分以下は当たり前ですし、作品によっては30%台ということもあります。それも『母べえ』の場合は月曜だけでなく、火曜、水曜と変わらないのですから驚きです」と、洋画配給会社のベテラン営業担当者は言う。
これは、観客層の大部分を60代以降の年配者が占めていることが大きな要因だ。この層は、比較的時間のやりくりができ、平日でも映画館に自由に行くことができる。それが平日動員の強さにつながっている。
ただそうは言っても、作品に魅力がなければ、平日だろうが日曜だろうが、人々は映画館に足を運ぶことはない。戦前の家族を描いた山田洋次監督作品への信頼感はもちろんだが、主演の吉永小百合が公開前、様々なメディアで取り上げられた宣伝効果も大きかっただろう。年配者たちは、見るに値する作品と踏み、それに伴い、口コミも広がっていったとみられる。
平日が圧倒的に強い、こうした興行展開がいつまで続くかわからないが、これまであまりお目にかかれなかった珍しい興行になっていることは間違いない。願わくば、この作品にもっと若い世代も関心をもってくれればよいのだが。





































