米脚本家組合(WGA)はスト妥結に向けて、2月8日(金)夜、スタジオ側との仮の同意書を作成した。9日(土)現在その内容をニューヨークとロサンゼルスの両都市で開かれるWGA集会においてメンバーに説明している最中である。
ニューヨークのクラウンプラザ・ホテル、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催される集会の結果は、この仮の同意書の内容が果たして現在スト中の1万500人の脚本家にとって受諾できるものなのかどうかを推し量るバロメーターとなるとみられる。
WGA西支部と東支部の代表達は、9日(土)の集会の結果を受けて10日(日)夜に会合を開き、そこで公式に合意を妥結する予定である。そうなれば、脚本家達は週明け月曜日にも仕事に復帰出来る見通しだ。テレビネットワークは、今期残りのシーズンとパイロット版のシーズンを救い出すことが出来るうえ、脚本家達に映画脚本に取りかかる許可を与えることが出来るようになる。2月24日(日)に予定されているアカデミー賞授賞式も、何の混乱もなく放送されることは間違いない。だが、3カ月にも及んだストを終わらせるか否か、すべてはこの日曜の会合の正否次第となる。
WGAのリーダー達は仮同意書の文章表現を巡って、金曜から弁護士と長時間に渡る論議を重ね、ロサンゼルス時間土曜日午前3時に、作成終了を発表した。この原案は先月米監督組合がスタジオ側と結んだ同意条件とほぼ同じだが、WGA西支部代表パトリック・ヴェローネと東支部代表マイケル・ウィンシップは新しいメディア領域において、より進展があった、とメンバーに送ったメッセージの中で強調した。
「この内容は、クリエイションと配信の両面で、インターネットが主要なメディアとなるだろう未来を守るためのものである」
「インターネットなどの新しいメディアにおいて、利益に応じて再使用料が支払われるための方式を制定した。取引への関わりや財務資料を請求する権利を有することで、『スタジオに支払いがあるときは、我々にも支払いがあるべきだ』という原則を設定するものだ」
両代表はまた、メッセージの中で「いよいよストライキを終結させる時が来た」と述べ「メンバーやその他の人々の多大なる犠牲」に謝意を表した。
「これ以上ストライキを長引かせても、リスクに見合う十分な利益が得られるとは思わない。この合意を受諾し、ストライキを終わらせるときが来た」
「我々が得たものは大きい。この合意は完全無欠ではないし、あれだけの多大なる時間と激務と犠牲に見合うかどうか、という意見もあるかもしれないが、ストは成功したのだ」
WGAのストリーミングに関する仮同意書には、初年度定額(2~3週間のプロモーション目的の無料使用を含む)、その後配信者の利益に応じて支払いがなされる条項が盛り込まれている。ダウンロードに関するWGA側の要求はDGAが妥結した条件とほぼ同じで、10万本以上のセールスがあったビデオに関する支払い契約の倍額以上の再使用料を支払うというものだ。
WGA の仮同意書は新しいメディアにおける権限についてもDGAとほぼ同じである。1万5000ドル/分、30万ドル/番組、50万ドル/シリーズ以上の規模のものについては、WGAが権限をもつというもの。
ただ、今回の仮同意書の内容で最も争点になりそうなのが、広告クライアントがついたストリーミングにおけるプロモーション配信である。DGAの合意後、スト妥結のための条件として遡上に上がったのは、プロモーション配信はもっと短くあるべき、という意見だった。しかし仮同意書では、現在継続されている番組については17日、新しい番組については24日と、結局はDGAと同じ条件となった。
WGAメンバーの中には、「映像視聴は今後、テレビからインターネットへとあっと言う間に移行するだろうと予測されている」うえ、現状では「配信後24時間で最大のアクセスがあり、ビューが最大になるのは配信から3~5日間の間」というデータがあることから、この条件を受け入れがたいと感じる向きも多い。
実際、両代表のメッセージが送られた翌朝の土曜日の朝、ブログによる書き込みではこのプロモーション配信の条項に関して意見が分かれたが、多くはこの条件に批判的であった。
「みんながDGAの合意はダメだって言ってるときに、なんでこの暫定的合意が『いい』って言える訳?」ユナイテッド・ハリウッドのブログコメントのひとつはこう書き込まれていた。「例のストリーミングの条件があるんだから、これは、とてもとてもとても『悪い』」
“Family Guy”脚本家のパトリック・メイガンは「通常この問題に関しては中立の立場をとっていたが」とユナイテッド・ハリウッドのブログに意見を書き込んだ。「三年目からの配信者の収入に応じて支払う、という点に関してはDGAの合意条件よりいい条件でまとまったのではないか?」
組合員の中には10日間かかる最終合意投票の間のスト継続を示唆するものもいる。ただ、WGAボードメンバーは、もし土曜日の会合で強固な反対意見が出れば、日曜日の会議で48時間の特別承認プロセスを選択することもできる。
ニューヨークのクラウンプラザ・ホテル、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催される集会の結果は、この仮の同意書の内容が果たして現在スト中の1万500人の脚本家にとって受諾できるものなのかどうかを推し量るバロメーターとなるとみられる。
WGA西支部と東支部の代表達は、9日(土)の集会の結果を受けて10日(日)夜に会合を開き、そこで公式に合意を妥結する予定である。そうなれば、脚本家達は週明け月曜日にも仕事に復帰出来る見通しだ。テレビネットワークは、今期残りのシーズンとパイロット版のシーズンを救い出すことが出来るうえ、脚本家達に映画脚本に取りかかる許可を与えることが出来るようになる。2月24日(日)に予定されているアカデミー賞授賞式も、何の混乱もなく放送されることは間違いない。だが、3カ月にも及んだストを終わらせるか否か、すべてはこの日曜の会合の正否次第となる。
WGAのリーダー達は仮同意書の文章表現を巡って、金曜から弁護士と長時間に渡る論議を重ね、ロサンゼルス時間土曜日午前3時に、作成終了を発表した。この原案は先月米監督組合がスタジオ側と結んだ同意条件とほぼ同じだが、WGA西支部代表パトリック・ヴェローネと東支部代表マイケル・ウィンシップは新しいメディア領域において、より進展があった、とメンバーに送ったメッセージの中で強調した。
「この内容は、クリエイションと配信の両面で、インターネットが主要なメディアとなるだろう未来を守るためのものである」
「インターネットなどの新しいメディアにおいて、利益に応じて再使用料が支払われるための方式を制定した。取引への関わりや財務資料を請求する権利を有することで、『スタジオに支払いがあるときは、我々にも支払いがあるべきだ』という原則を設定するものだ」
両代表はまた、メッセージの中で「いよいよストライキを終結させる時が来た」と述べ「メンバーやその他の人々の多大なる犠牲」に謝意を表した。
「これ以上ストライキを長引かせても、リスクに見合う十分な利益が得られるとは思わない。この合意を受諾し、ストライキを終わらせるときが来た」
「我々が得たものは大きい。この合意は完全無欠ではないし、あれだけの多大なる時間と激務と犠牲に見合うかどうか、という意見もあるかもしれないが、ストは成功したのだ」
WGAのストリーミングに関する仮同意書には、初年度定額(2~3週間のプロモーション目的の無料使用を含む)、その後配信者の利益に応じて支払いがなされる条項が盛り込まれている。ダウンロードに関するWGA側の要求はDGAが妥結した条件とほぼ同じで、10万本以上のセールスがあったビデオに関する支払い契約の倍額以上の再使用料を支払うというものだ。
WGA の仮同意書は新しいメディアにおける権限についてもDGAとほぼ同じである。1万5000ドル/分、30万ドル/番組、50万ドル/シリーズ以上の規模のものについては、WGAが権限をもつというもの。
ただ、今回の仮同意書の内容で最も争点になりそうなのが、広告クライアントがついたストリーミングにおけるプロモーション配信である。DGAの合意後、スト妥結のための条件として遡上に上がったのは、プロモーション配信はもっと短くあるべき、という意見だった。しかし仮同意書では、現在継続されている番組については17日、新しい番組については24日と、結局はDGAと同じ条件となった。
WGAメンバーの中には、「映像視聴は今後、テレビからインターネットへとあっと言う間に移行するだろうと予測されている」うえ、現状では「配信後24時間で最大のアクセスがあり、ビューが最大になるのは配信から3~5日間の間」というデータがあることから、この条件を受け入れがたいと感じる向きも多い。
実際、両代表のメッセージが送られた翌朝の土曜日の朝、ブログによる書き込みではこのプロモーション配信の条項に関して意見が分かれたが、多くはこの条件に批判的であった。
「みんながDGAの合意はダメだって言ってるときに、なんでこの暫定的合意が『いい』って言える訳?」ユナイテッド・ハリウッドのブログコメントのひとつはこう書き込まれていた。「例のストリーミングの条件があるんだから、これは、とてもとてもとても『悪い』」
“Family Guy”脚本家のパトリック・メイガンは「通常この問題に関しては中立の立場をとっていたが」とユナイテッド・ハリウッドのブログに意見を書き込んだ。「三年目からの配信者の収入に応じて支払う、という点に関してはDGAの合意条件よりいい条件でまとまったのではないか?」
組合員の中には10日間かかる最終合意投票の間のスト継続を示唆するものもいる。ただ、WGAボードメンバーは、もし土曜日の会合で強固な反対意見が出れば、日曜日の会議で48時間の特別承認プロセスを選択することもできる。














































