
渡辺謙
コン・リー、ジョン・キューザック、渡辺謙らが出演する歴史大作“Shanghai”の撮影が、物語の舞台となる上海でできなくなった。中国当局が同作に対し撮影許可を与えない決定を下したためで、昨年9月から現地でプリプロダクションを行っていたミカエル・ハフストローム監督にとっては寝耳に水の事態となった。
「どうして拒否されたのか、見当もつきませんよ」
“Shanghai”の事情に詳しい情報筋によると、中国当局はその他7本の合作映画に対しても、同様の措置を検討しているという。過激な性描写で論争を呼んだ『ラスト、コーション』の影響で、いま中国は新たな倫理規定の制定を検討しているといわれる。
当局は合作映画における中国の描写に神経を尖らせており、“Shanghai”ではドラッグや性描写、日本軍との戦争の場面が登場することから、撮影許可を与えないことを決めたのだという。
また別の情報筋によると、映画の内容よりも製作を手がけるワインスタインCo.に原因があるとの声もある。同社は2年前、中国映画『PROMISE』(チェン・カイコー監督)の劇場公開を数日前に急遽中止し、配給権を他社に譲渡した過去がある。この件をいまだに根に持っている中国当局が、その仕返しとして撮影を拒んだというのだ。
ワインスタインCo.は、中国当局が決定を覆すことを期待しているというが、その一方で、ロケ地を香港に変更する方向で調整しているという。
なお、“Shanghai”は、ワインスタインCo.が昨年2億8500万ドルを集めた〈アジア・ファンド〉で製作される最初の大作映画となる。
「どうして拒否されたのか、見当もつきませんよ」
“Shanghai”の事情に詳しい情報筋によると、中国当局はその他7本の合作映画に対しても、同様の措置を検討しているという。過激な性描写で論争を呼んだ『ラスト、コーション』の影響で、いま中国は新たな倫理規定の制定を検討しているといわれる。
当局は合作映画における中国の描写に神経を尖らせており、“Shanghai”ではドラッグや性描写、日本軍との戦争の場面が登場することから、撮影許可を与えないことを決めたのだという。
また別の情報筋によると、映画の内容よりも製作を手がけるワインスタインCo.に原因があるとの声もある。同社は2年前、中国映画『PROMISE』(チェン・カイコー監督)の劇場公開を数日前に急遽中止し、配給権を他社に譲渡した過去がある。この件をいまだに根に持っている中国当局が、その仕返しとして撮影を拒んだというのだ。
ワインスタインCo.は、中国当局が決定を覆すことを期待しているというが、その一方で、ロケ地を香港に変更する方向で調整しているという。
なお、“Shanghai”は、ワインスタインCo.が昨年2億8500万ドルを集めた〈アジア・ファンド〉で製作される最初の大作映画となる。

























































