
周防正行監督
今年で62回目を迎える老舗映画祭のひとつ、毎日映画コンクールの表彰式が2月13日(水)に都内ホテルで行われ、2007年の映画シーンをにぎわせた顔ぶれが勢ぞろい。男優主演賞を受賞した国分太一は「ずっとドッキリだと思っていました。奇跡です」とよろこびを爆発させた。
アニメーションやドキュメンタリーなど多様な賞を設け、俳優だけでなくスタッフも表彰する毎日映画コンクール。国内の主要映画賞の授賞式が続くなか、この日、行われた毎日映画コンクール表彰式には、多くの映画関係者が会場につめかけた。
今年の日本映画大賞を受賞したのは、これまでに数々の映画賞を総なめにしている『それでもボクはやってない』。監督賞も受賞し、すっかり今年の賞レースの顔となった周防正行監督は、「賞をとるために映画を作っているわけではないので、(受賞は)幸運なこと」と静かに語る。そして、これまでの作品が評価を受けるに連れて「ただ映画を作ることのよろこびが減っていって、苦しいと思うときもあった」と本音ものぞかせた。
しかし、今回の受賞で、裁判などの取材に協力してくれた関係者やスタッフ、キャストによろこんでもらえたこと、まだ映画を見ていないひとに見てもらうチャンスになることがうれしいとし、「この賞の重みをしっかり受け止めて、これからも作りたい気持ちに正直に作っていきたい」と語った。
『それでもボクはやってない』は前作から11年ぶりの監督作であったが、次回作について聞かれると「いつも考えてますし、いつも準備していますよ。実現するかはわかりませんけど」と煙に巻いて会見場を後にした。
アニメーションやドキュメンタリーなど多様な賞を設け、俳優だけでなくスタッフも表彰する毎日映画コンクール。国内の主要映画賞の授賞式が続くなか、この日、行われた毎日映画コンクール表彰式には、多くの映画関係者が会場につめかけた。
今年の日本映画大賞を受賞したのは、これまでに数々の映画賞を総なめにしている『それでもボクはやってない』。監督賞も受賞し、すっかり今年の賞レースの顔となった周防正行監督は、「賞をとるために映画を作っているわけではないので、(受賞は)幸運なこと」と静かに語る。そして、これまでの作品が評価を受けるに連れて「ただ映画を作ることのよろこびが減っていって、苦しいと思うときもあった」と本音ものぞかせた。
しかし、今回の受賞で、裁判などの取材に協力してくれた関係者やスタッフ、キャストによろこんでもらえたこと、まだ映画を見ていないひとに見てもらうチャンスになることがうれしいとし、「この賞の重みをしっかり受け止めて、これからも作りたい気持ちに正直に作っていきたい」と語った。
『それでもボクはやってない』は前作から11年ぶりの監督作であったが、次回作について聞かれると「いつも考えてますし、いつも準備していますよ。実現するかはわかりませんけど」と煙に巻いて会見場を後にした。

田中絹代賞に選ばれた中村玉緒
一方、受賞のよろこびを満面の笑顔で語ったのは、男優主演賞の国分太一。
「TOKIOに“配属”されて、いろいろな仕事をしてきましたが、まさか俳優として評価されるとは思っていませんでした」と挨拶し、会場は笑いにつつまれた。
初めに連絡を受けたマネージャーは、国分ではなく、俳優の仕事の多い長瀬智也の受賞の間違いではないかと思ったという。自らも男優主演賞を奇跡という国分だが、最後は会場の関係者へ向けて「これからも役者としてがんばっていきますので、オファーを下さい!」としっかりアピールした。
また、映画界の発展に貢献した女優におくられる、田中絹代賞に選ばれた中村玉緒は、昨年の『椿三十郎』での14年ぶりとなる映画出演について「映画は大好きなのですが、しばらく縁がありませんでした。今回の出演は本当にうれしくて、現場では幸せな数カ月を過ごしました。体の続くかぎり、これからも女優としてがんばっていきたい」と語り、拍手を受けた。
第62回毎日映画コンクール受賞者および受賞作品は以下の通り。
【第62回毎日映画コンクール受賞者および受賞作品一覧】
日本映画大賞:『それでもボクはやってない』 フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/東宝
日本映画優秀賞:『天然コケッコー』 「天然コケッコー」製作委員会
外国映画ベストワン賞:『長江哀歌』 Xstream Pictures
男優主演賞:国分太一 『しゃべれども しゃべれども』
女優主演賞:麻生久美子 『夕凪の街 桜の国』
男優助演賞:松重豊 『しゃべれども しゃべれども』
女優助演賞:高橋恵子 『ふみ子の海』
スポニチグランプリ新人賞:松田翔太 『ワルボロ』
:成海璃子 『あしたの私のつくり方』『神童』
田中絹代賞:中村玉緒
監督賞:周防正行 『それでもボクはやってない』
脚本賞:渡辺あや 『天然コケッコー』
撮影賞:中野英世 『殯の森』
美術賞:佐々木尚 『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』
音楽賞:レイ・ハラカミ 『天然コケッコー』
録音賞:小松将人 『しゃべれども しゃべれども』
技術賞:北村道子 『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』(衣装)
アニメーション映画賞:『河童のクゥと夏休み』 「河童のクゥと夏休み」製作委員会
大藤信郎賞:『カフカ 田舎医者』松竹
ドキュメンタリー映画賞:『バックドロップ クルディスタン』 BDK製作委員会
TSUTAYAファン賞
日本映画部門:『恋空』 映画「恋空」製作委員会
外国映画部門:『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』 ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ
特別賞:故・熊井啓(監督)
特別賞:故・犬塚稔(脚本/監督)
「TOKIOに“配属”されて、いろいろな仕事をしてきましたが、まさか俳優として評価されるとは思っていませんでした」と挨拶し、会場は笑いにつつまれた。
初めに連絡を受けたマネージャーは、国分ではなく、俳優の仕事の多い長瀬智也の受賞の間違いではないかと思ったという。自らも男優主演賞を奇跡という国分だが、最後は会場の関係者へ向けて「これからも役者としてがんばっていきますので、オファーを下さい!」としっかりアピールした。
また、映画界の発展に貢献した女優におくられる、田中絹代賞に選ばれた中村玉緒は、昨年の『椿三十郎』での14年ぶりとなる映画出演について「映画は大好きなのですが、しばらく縁がありませんでした。今回の出演は本当にうれしくて、現場では幸せな数カ月を過ごしました。体の続くかぎり、これからも女優としてがんばっていきたい」と語り、拍手を受けた。
第62回毎日映画コンクール受賞者および受賞作品は以下の通り。
【第62回毎日映画コンクール受賞者および受賞作品一覧】
日本映画大賞:『それでもボクはやってない』 フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/東宝
日本映画優秀賞:『天然コケッコー』 「天然コケッコー」製作委員会
外国映画ベストワン賞:『長江哀歌』 Xstream Pictures
男優主演賞:国分太一 『しゃべれども しゃべれども』
女優主演賞:麻生久美子 『夕凪の街 桜の国』
男優助演賞:松重豊 『しゃべれども しゃべれども』
女優助演賞:高橋恵子 『ふみ子の海』
スポニチグランプリ新人賞:松田翔太 『ワルボロ』
:成海璃子 『あしたの私のつくり方』『神童』
田中絹代賞:中村玉緒
監督賞:周防正行 『それでもボクはやってない』
脚本賞:渡辺あや 『天然コケッコー』
撮影賞:中野英世 『殯の森』
美術賞:佐々木尚 『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』
音楽賞:レイ・ハラカミ 『天然コケッコー』
録音賞:小松将人 『しゃべれども しゃべれども』
技術賞:北村道子 『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』(衣装)
アニメーション映画賞:『河童のクゥと夏休み』 「河童のクゥと夏休み」製作委員会
大藤信郎賞:『カフカ 田舎医者』松竹
ドキュメンタリー映画賞:『バックドロップ クルディスタン』 BDK製作委員会
TSUTAYAファン賞
日本映画部門:『恋空』 映画「恋空」製作委員会
外国映画部門:『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』 ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ
特別賞:故・熊井啓(監督)
特別賞:故・犬塚稔(脚本/監督)




















































