
『人のセックスを笑うな』
東京テアトルの都内直営館2館で公開されている2本の邦画が、絶好調の成績を続けている。1月19日(土)から公開された『人のセックスを笑うな』と、2月2日(土)から公開された『リアル鬼ごっこ』。前者がシネセゾン渋谷、後者がテアトル新宿。どちらの劇場も、都内屈指のミニシアターとして数々のヒット作品を送り出してきたが、同時期にこの2館で公開された邦画作品が、同時にヒットを出すのは珍しい。
シネセゾン渋谷の『人のセックスを笑うな』は、すでに興行収入で3000万円を超えた。10週以上の上映が予定され、最終的には5000万円超えも期待できる。邦画に限らず、同館で5000万円を超えた作品は、最近では見当たらず、大健闘の成績と言える。
『リアル鬼ごっこ』は、2月2日から8日までの1週間で600万円を超えた。劇場のリニューアルと次の上映作品が決まっているため、5週と2日の上映日数となるが、最終的には2500万円から3000万円前後の成績とみられる。テアトル新宿での上映終了後は、近隣の新宿ガーデンシネマでの上映も決定。トータルでは、新宿地区だけで5000万円を突破する興行になるかもしれない。
注目すべきは、この2作品の興行はそれぞれ、都内1館のミニシアターでスタートしたこと(現在『人のセックスを笑うな』はレイト公開含め2館増えた)。最近は、都内数館のミニシアターを組み合わせる単館拡大方式と言われる興行形態が増え、かつては基本だった都内ミニシアター1館からの公開は著しく減少した。今回の興行スタイルは、原点帰りとも言える。
1館上映だからこその、実に密度の高い興行が展開できることを考えると、ミニシアター興行は、基本である1館興行がふさわしい。洋画の場合、買い付け額の高騰などから、全体の収入を上げるために、各配給会社は単館拡大方式を推し進めてきたが、全体の収入が上がる裏で、各々の劇場は収入減に苦しんでいるのが実態。いまこそ、ミニシアター興行の原則に立ち戻る必然を感じる。今回の2本の邦画の興行は、そのことを指し示しているように思われる。
シネセゾン渋谷の『人のセックスを笑うな』は、すでに興行収入で3000万円を超えた。10週以上の上映が予定され、最終的には5000万円超えも期待できる。邦画に限らず、同館で5000万円を超えた作品は、最近では見当たらず、大健闘の成績と言える。
『リアル鬼ごっこ』は、2月2日から8日までの1週間で600万円を超えた。劇場のリニューアルと次の上映作品が決まっているため、5週と2日の上映日数となるが、最終的には2500万円から3000万円前後の成績とみられる。テアトル新宿での上映終了後は、近隣の新宿ガーデンシネマでの上映も決定。トータルでは、新宿地区だけで5000万円を突破する興行になるかもしれない。
注目すべきは、この2作品の興行はそれぞれ、都内1館のミニシアターでスタートしたこと(現在『人のセックスを笑うな』はレイト公開含め2館増えた)。最近は、都内数館のミニシアターを組み合わせる単館拡大方式と言われる興行形態が増え、かつては基本だった都内ミニシアター1館からの公開は著しく減少した。今回の興行スタイルは、原点帰りとも言える。
1館上映だからこその、実に密度の高い興行が展開できることを考えると、ミニシアター興行は、基本である1館興行がふさわしい。洋画の場合、買い付け額の高騰などから、全体の収入を上げるために、各配給会社は単館拡大方式を推し進めてきたが、全体の収入が上がる裏で、各々の劇場は収入減に苦しんでいるのが実態。いまこそ、ミニシアター興行の原則に立ち戻る必然を感じる。今回の2本の邦画の興行は、そのことを指し示しているように思われる。

















































