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映画選択眼の高さを示したムービーアイ
今年もアカデミー賞作品を配給

2008/02/26
『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』
(C)2007 LEGENDE-TF1 INTERNATIONAL-TF1 FILMS PRODUCTION OKKO PRODUCTION s.r.o.-SONGBIRD PICTURES LIMITED
『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』
(C)2007 LEGENDE-TF1 INTERNATIONAL-TF1 FILMS PRODUCTION OKKO PRODUCTION s.r.o.-SONGBIRD PICTURES LIMITED
 第80回アカデミー賞は、コーエン兄弟監督の『ノーカントリー』が、作品賞など主要4部門を受賞。日本関連では、受賞を視野に入れて東映が配給を決めたドイツ・ロシア・カザフスタン・モンゴル合作の『モンゴル』が、外国語映画賞の受賞を逃し、惜しい結果となった。

 ただそのなかで、各受賞作品や俳優を見てみると、国内のある会社が配給する作品が重要な賞を受賞しているのが目についた。それは、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』(マリオン・コティヤールが主演女優賞)と、『フィクサー』(ティルダ・スウィントンが助演女優賞)の配給元であるムービーアイ・エンタテインメントだ。

 この会社は、アカデミー賞となると、俄然注目されることで知られる。2005年の第77回では作品賞ほかの『ミリオンダラー・ベイビー』、06年の第78回では作品賞ほかの『クラッシュ』をそれぞれ配給。2年連続でアカデミー賞作品賞の作品を国内配給したことで、映画業界にムービーアイの存在を大きくアピールした。

 ムービーアイのような国内資本のインディペンデント系の会社が、作品賞を受賞するとなれば、当然その買い付けの選択眼の高さが評価されることになる。ムービーアイは、2年連続でその快挙を果たし、さらに今年、作品賞は逃したが、2つの主要部門の受賞を決めたことで、作品選択眼の高さが、改めてクローズアップされることになった。

 その高度な買い付け能力が、まだまだ興行的な隆盛へと結実していないムービーアイ。新しい会社ということもあるが、それだけ、可能性に満ちた会社と言うこともできる。将来的に楽しみな会社であることは間違いない。

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