
司会を務めたジョン・スチュワート
ハリウッドの米脚本家組合(WGA)のストライキは、12日前に終わってはいるものの、2月24日(日)に開催された第80回アカデミー賞授賞式には、まだ苦い余韻が残っていた。もし司会がジョン・スチュワートでなかったら、ストライキのネタは話題に上らなかっただろう。しかしスチュワートは、ストに対するコメントを冒頭のオープニングで披露した。「この3カ月半は辛い時期でした。ストライキのために街がふたつにわかれました。ですが、その争いが終わったことが、私はとても嬉しい。今宵は、仲直りするためのベッドインです」。
スチュワートは彼の看板番組“The Daily Show with Jon Stewart”が、脚本家の復帰を待たずして先月再開したことには触れなかった。また、スチュワートは、『JUNO/ジュノ』の脚本家ディアブロ・コディが、エキゾティック・ダンサーから脚本家に転身したために減給となったことを例に挙げ、脚本家側に同情を示した。
「もちろん、ストライキが及ぼした壊滅的なダメージはあります。感情的、経済的問題があるなかで、最も残念なのはヴァニティ・フェア誌主催のオスカー・パーティ中止でしょう。主催者側は、『脚本家たちへの敬意を表すために中止にした』と言いました。脚本家たちに敬意を表すですって? だったらいつの日か、彼らをヴァニティ・フェアのオスカー・パーティに招いてください! でも約束しましょう。彼らは交流しませんよ」。
スチュワートはまた、アカデミー賞があったからこそ、スタジオ側と契約にこぎつけられたというWGAの主張を繰り返した。ストライキが続いていれば、ピケラインを超えてまで授賞式に出席するスターはいなかったかもしれない。
授賞式も半ばに差し掛かった頃、スチュワートはストライキが続いていたら、プロデューサーたちは多くの映像の助けを借りなければならなかっただろうと話し、ふたつの映像を紹介。ひとつは顕微鏡と潜望鏡で、もうひとつは俳優たちが悪夢に悩まされ、叫びながら起きるものだ。
この後、全ての人の頭にはあるものの、口に出すことははばかられたストの話題は消え、あたかもストライキは過ぎ去ったかのように式は進んだ。しかしこのふたりだけは、彼らを苦しませたストについて、壇上でスピーチした。
オリジナル脚本賞を受賞した『JUNO/ジュノ』のディアブロ・コディは、「この賞は脚本家たちのものです。全ての脚本家に感謝を捧げます」と受賞スピーチで演説。また、昨年の主演女優賞受賞者であるヘレン・ミレンは、発表前のイントロダクションでスタジオの幹部たちをピシャリと叩いた。
「野心、道徳、欲望、悪知恵、高利貸し、金銭、後悔、高潔、寛容、礼儀、そして古きよき勇気。成功するスタジオ幹部になるための定義に聞こえるでしょうが、これは今年の主演男優賞にノミネートされた俳優たちの役柄です」。ほかにストライキのネタに触れた者たちはいなかった。
コディとコーエン兄弟はWGA賞も受賞しているが、組合は2月9日の授賞式をロサンゼルスでは中止し、ニューヨークでは“表彰会”として小規模に開催。この“表彰会”は、WGAがストライキの終焉を迎えるための契約交渉に赴く、数分前に終わった。
夏に影を潜めている米俳優組合(SAG)のストライキにコメントする人は誰もおらず、プレゼンターとして登壇したジョージ・クルーニーとトム・ハンクスも、SAGに早期交渉を訴える俳優のひとりではあるものの、口を閉ざしたまま式を終えた。
スチュワートは彼の看板番組“The Daily Show with Jon Stewart”が、脚本家の復帰を待たずして先月再開したことには触れなかった。また、スチュワートは、『JUNO/ジュノ』の脚本家ディアブロ・コディが、エキゾティック・ダンサーから脚本家に転身したために減給となったことを例に挙げ、脚本家側に同情を示した。
「もちろん、ストライキが及ぼした壊滅的なダメージはあります。感情的、経済的問題があるなかで、最も残念なのはヴァニティ・フェア誌主催のオスカー・パーティ中止でしょう。主催者側は、『脚本家たちへの敬意を表すために中止にした』と言いました。脚本家たちに敬意を表すですって? だったらいつの日か、彼らをヴァニティ・フェアのオスカー・パーティに招いてください! でも約束しましょう。彼らは交流しませんよ」。
スチュワートはまた、アカデミー賞があったからこそ、スタジオ側と契約にこぎつけられたというWGAの主張を繰り返した。ストライキが続いていれば、ピケラインを超えてまで授賞式に出席するスターはいなかったかもしれない。
授賞式も半ばに差し掛かった頃、スチュワートはストライキが続いていたら、プロデューサーたちは多くの映像の助けを借りなければならなかっただろうと話し、ふたつの映像を紹介。ひとつは顕微鏡と潜望鏡で、もうひとつは俳優たちが悪夢に悩まされ、叫びながら起きるものだ。
この後、全ての人の頭にはあるものの、口に出すことははばかられたストの話題は消え、あたかもストライキは過ぎ去ったかのように式は進んだ。しかしこのふたりだけは、彼らを苦しませたストについて、壇上でスピーチした。
オリジナル脚本賞を受賞した『JUNO/ジュノ』のディアブロ・コディは、「この賞は脚本家たちのものです。全ての脚本家に感謝を捧げます」と受賞スピーチで演説。また、昨年の主演女優賞受賞者であるヘレン・ミレンは、発表前のイントロダクションでスタジオの幹部たちをピシャリと叩いた。
「野心、道徳、欲望、悪知恵、高利貸し、金銭、後悔、高潔、寛容、礼儀、そして古きよき勇気。成功するスタジオ幹部になるための定義に聞こえるでしょうが、これは今年の主演男優賞にノミネートされた俳優たちの役柄です」。ほかにストライキのネタに触れた者たちはいなかった。
コディとコーエン兄弟はWGA賞も受賞しているが、組合は2月9日の授賞式をロサンゼルスでは中止し、ニューヨークでは“表彰会”として小規模に開催。この“表彰会”は、WGAがストライキの終焉を迎えるための契約交渉に赴く、数分前に終わった。
夏に影を潜めている米俳優組合(SAG)のストライキにコメントする人は誰もおらず、プレゼンターとして登壇したジョージ・クルーニーとトム・ハンクスも、SAGに早期交渉を訴える俳優のひとりではあるものの、口を閉ざしたまま式を終えた。
























































