
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
3月1日から春興行が本格的にスタートした。もっとも注目を集めたのが、ファンタジー大作『ライラの冒険 黄金の羅針盤』。配給側は巨額の費用を投資して作品を購入しており、とにかく半端な成績ではもとがとれない。封切り2日間の成績は、全国667スクリーンで動員70万9000人、興行収入8億2000万円(2月23、24日の先行上映含む)だった。
ファンタジー大作、2000年以降、日本のみならず米国も含めた世界の映画界の大きな潮流となった。『ハリー・ポッター』『ロード・オブ・ザ・リング』の2大シリーズがもっとも有名で、今回の『ライラ~』は3部作として製作される当初の計画と作品のスケール感から見て、明らかにその2大シリーズに匹敵するともいわれていた。
ファンタジー大作、2000年以降、日本のみならず米国も含めた世界の映画界の大きな潮流となった。『ハリー・ポッター』『ロード・オブ・ザ・リング』の2大シリーズがもっとも有名で、今回の『ライラ~』は3部作として製作される当初の計画と作品のスケール感から見て、明らかにその2大シリーズに匹敵するともいわれていた。

ジャパン・プレミアの様子
だが、先行も入った8億2000万円という成績は、前述の2シリーズには及ばない。興行関係者の話を総合すると、最終的に50億円のクリアは可能性だが、70億、80億円というようなメガヒットクラスの成績は、スタート段階の数字を見たかぎりでは少し難しいかもしれないという。
もちろん春興行のなかでは、トップの成績を争うのは間違いなく、大ヒットの出足といえる。だが、先駆的な2大シリーズとは原作の知名度などでハンデがあるにせよ、約90スクリーン少なかった『ロード~』の第1作(2002)が同じ春公開で興収90億7000万円を記録していることからも、作品、興行態勢のスケールからみれば物足りない数字だ。観客は、ファミリー層や若い男女が多いというから、学生たちが本格的な春休みに入る3月中旬以降が勝負となる。興収100億円目標を掲げた春興行の“本命”が早くも正念場を迎えた。
もちろん春興行のなかでは、トップの成績を争うのは間違いなく、大ヒットの出足といえる。だが、先駆的な2大シリーズとは原作の知名度などでハンデがあるにせよ、約90スクリーン少なかった『ロード~』の第1作(2002)が同じ春公開で興収90億7000万円を記録していることからも、作品、興行態勢のスケールからみれば物足りない数字だ。観客は、ファミリー層や若い男女が多いというから、学生たちが本格的な春休みに入る3月中旬以降が勝負となる。興収100億円目標を掲げた春興行の“本命”が早くも正念場を迎えた。















































