
『明日への遺言』
『雨あがる』や『博士の愛した数式』などで知られる小泉堯史監督の新作『明日への遺言』が、3月1日に公開された。第2次大戦末期、名古屋を無差別に空襲した米兵を正式な審理を行わず処刑したとして、B級戦犯となった軍人を主人公にした重厚な裁判劇。3日までの公開3日間で興行収入が1億円を超え、順調な出足を見せている。
特徴的なのは、土日の2日間と比べて平日の成績がいいことだ。普通の作品は、月曜ともなると、日曜の半分以下が当たり前。それが本作の場合、3日の月曜には、日曜の70%という動員を果たした。これは、平日でもゆっくりと劇場に来られる年配者が観客に多いためだ。3日間で、平均入場料金が何と1000円ちょっと。60歳以上のシニア料金、夫婦50割引といった1000円料金の観客がいかに多いかが分かる。
こうした観客動向は、すでに15億円を超えている『母べえ』と似ている。今のところ、『母べえ』ほどの興行のスケール感はないが、それでも完全な平日型になっているから、今後の展開いかんでは、じわりじわりと数字を伸ばしていくかもしれない。
両作品とも、早くも今年を代表する作品になりそうで、観客層に若者が少ないという越えなくてはならない大きな壁はあるものの、邦画製作に一つの方向性を指し示したと言えるだろう。さらなる口コミの広がりに期待したいところだ。
特徴的なのは、土日の2日間と比べて平日の成績がいいことだ。普通の作品は、月曜ともなると、日曜の半分以下が当たり前。それが本作の場合、3日の月曜には、日曜の70%という動員を果たした。これは、平日でもゆっくりと劇場に来られる年配者が観客に多いためだ。3日間で、平均入場料金が何と1000円ちょっと。60歳以上のシニア料金、夫婦50割引といった1000円料金の観客がいかに多いかが分かる。
こうした観客動向は、すでに15億円を超えている『母べえ』と似ている。今のところ、『母べえ』ほどの興行のスケール感はないが、それでも完全な平日型になっているから、今後の展開いかんでは、じわりじわりと数字を伸ばしていくかもしれない。
両作品とも、早くも今年を代表する作品になりそうで、観客層に若者が少ないという越えなくてはならない大きな壁はあるものの、邦画製作に一つの方向性を指し示したと言えるだろう。さらなる口コミの広がりに期待したいところだ。




































