
『めがね』
名バイプレイヤーとして知られる俳優の光石研が、今年、俳優生活30年を迎えるのを記念した特集上映が開催されることになった。題して、「デビュー30年おめでとう!! 俳優・光石研~祝宴7デイズ~」。5月17日から23日まで、東京・渋谷のユーロスペースで、出演作品がレイト上映されるもの。上映作品は、デビュー作にして主演の『博多っ子純情』をはじめ、『Helpless』(予定)、横浜国立大学のプロモーション作品の『海流から遠く離れて』(監督・青山真治)など。開催中は、映画監督、俳優仲間たちが駆け付ける予定だ。
映画出演作はすでに100本を超える。『博多っ子純情』では、やんちゃな暴れん坊ぶりが評判となったものだが、この役柄が長く彼の俳優としての個性を決定づけた面もあった。徐々に、役柄に固定しない幅広い芸風を身につけていくにつれ、その活躍の場も多様になり、ここ数年では、邦画の話題作には欠かすことのできない地位を築くまでになった。
昨年で言うなら、『サッド ヴァケイション』ではいささかとぼけた父親。『めがね』では淡々と自分の生活を続けるユーモア感覚あふれる独身男。そして『インビジブル・ウェーブ』でのアロハシャツ姿のヒットマンと、いずれも高度な演技の質がなければ表現できないもので、俳優生活30年の年輪のようなものが、一気にここ数年で演技に染み込んできたようにみえる。
今年に入っても、すでに『歓喜の歌』『奈緒子』などが公開。今後も、『20世紀少年』などの話題作が待機中しており、光石研の活躍の場はよりスケールアップして広がろうとしている。今回の記念上映は、今後ますます成長していくだろう彼の俳優生活“前段”の意義を振り返る意味からも、貴重な上映会となろう。できうれば、デビュー作を手がけた曽根中生監督を呼んでもらいたい。
映画出演作はすでに100本を超える。『博多っ子純情』では、やんちゃな暴れん坊ぶりが評判となったものだが、この役柄が長く彼の俳優としての個性を決定づけた面もあった。徐々に、役柄に固定しない幅広い芸風を身につけていくにつれ、その活躍の場も多様になり、ここ数年では、邦画の話題作には欠かすことのできない地位を築くまでになった。
昨年で言うなら、『サッド ヴァケイション』ではいささかとぼけた父親。『めがね』では淡々と自分の生活を続けるユーモア感覚あふれる独身男。そして『インビジブル・ウェーブ』でのアロハシャツ姿のヒットマンと、いずれも高度な演技の質がなければ表現できないもので、俳優生活30年の年輪のようなものが、一気にここ数年で演技に染み込んできたようにみえる。
今年に入っても、すでに『歓喜の歌』『奈緒子』などが公開。今後も、『20世紀少年』などの話題作が待機中しており、光石研の活躍の場はよりスケールアップして広がろうとしている。今回の記念上映は、今後ますます成長していくだろう彼の俳優生活“前段”の意義を振り返る意味からも、貴重な上映会となろう。できうれば、デビュー作を手がけた曽根中生監督を呼んでもらいたい。

















































