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2008年映画興行は前年を下回る出足
スタート3カ月の興行収入ランキング

2008/03/07
『アイ・アム・レジェンド』に主演するウィル・スミス
『アイ・アム・レジェンド』に主演するウィル・スミス
 3月1日(土)から春興行がスタートしたが、これを含まず、正月(2007年12月)から2月までの3カ月間に公開された作品で、興行収入が20億円を超えるのは、計6本となることがわかった。

 トップは、正月作品の『アイ・アム・レジェンド』の約43億円。次いで、同じく正月作品の『マリと子犬の物語』の約32億円。3位以降には、すでに25億円を超え、30億円突破も見えている『L Change the worLd』、そして正月作品の『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』の約26億円、『アース』の24億円(見込み)、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』の21億円(見込み)と続く。

 昨年の同時期では、『硫黄島からの手紙』の51億円をトップに、20億円以上の作品は計7本(累計220億円)であった。今年の上記6本の累計興行収入は、推定176億円。現在、20億円に届いていないが、突破の可能性のある『陰日向に咲く』と『母べえ』の2本の成績を織り込んでも、20億円以上の上位成績作品を見る限りにおいては、昨年を下回るスタートの3カ月になっていることがわかる。

 これは、邦画のヒットのボリュームが、いささか縮小してきたことが、ひとつの要因となっている。大健闘の『母べえ』にして、ぎりぎり20億円の攻防で、文句なしに大ヒットとなる作品が減ってきた。一昨年の大ヒット連発とはいかないまでも、ヒットの中身をもう少し上げていかないと、全体の底上げは難しいだろう。

【興行収入ランキング(2007年12月~2008年2月)】
1位 『アイ・アム・レジェンド』
2位 『マリと子犬の物語』
3位 『L Change the worLd』
4位 『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』
5位 『アース』

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