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獅童「おバカ映画」、ユースケ「お料理映画」
個性派6人オムニバス『R246 STORY』製作発表

2008/03/12
『R246 STORY』の監督たち。左から浅野忠信、中村獅童、須藤元気、VERBAL、ILMARI、ユースケ・サンタマリア
『R246 STORY』の監督たち。左から浅野忠信、中村獅童、須藤元気、VERBAL、ILMARI、ユースケ・サンタマリア
 俳優の浅野忠信中村獅童、元格闘家の須藤元気、「m-flo」のVERBAL、「RIPSLYME」のILMARI、タレントのユースケ・サンタマリアの6人が、それぞれ短編映画を監督したオムニバス映画『R246 STORY』の製作発表が12日(水)、都内のホテルで行われた。

 6人に課せられた共通のテーマは、東京・三宅坂から静岡・沼津までを結ぶ国道246号線。04年のDVD「トーリ」でメガホンをとったことがある浅野以外は、監督初挑戦だ。

 “先輩”の浅野は、『サッドヴァケイション』などで組んだ青山真治監督が脚本を執筆したSFファンタジー『224466』を撮り終えたばかり。「高速道路を支える柱が十字架に見えたり、主演をしている自分でも何やってんだか、というのがびっちり詰まっています」と妙な自信をのぞかせる。

獅童監督『JIROル』の1シーン
獅童監督『JIROル』の1シーン
 現代の東京にタイムスリップした森の石松と、伝説的ロックバンド「キャロル」風のロックを融合させた異色作『JIROル-伝説のYO・NA・O・SHI』に挑んだ獅童。「気負うことなく、やりたいことはすべてやらせてもらった。おバカ映画ですので、頭をやわらかくして笑ってもらえれば」とアピールした。

 「入場パフォーマンスでも自己演出は好きなので、楽しみながらやりたい世界を作った。6人の中で、忘れられがちだけど食べるとおいしい、寿司屋のイカのポジションを目指す」と、妙な目標を設定したのは須藤。SFラブストーリー『ありふれた帰省』で脚本(共同)、主演も兼ねるマルチな才能を発揮している。

 VERBALは「日本の音楽に未来はあるのか、アーティストとしての自分の思いを伝えたい」というテーマで、ヒップホップのドキュメンタリー『DEAD NOISE』を撮影中。

 ILMARIも、自身のルーツであるクラブシーンを舞台にした、若い男女の恋模様を描く『CLUB246』が間もなくクランクインする。

 個性派そろいのなかで、ひときわ異彩を放ったのがユースケ。“お料理映画”と定義した『弁当夫婦』を準備中で、「プロデューサーに言い含められてやることになった。まだ撮っていないので、もしかしたらお蔵入りになるかもしれない」とテンションは低めだ。それでも「監督は一番の指令塔。トントントンとか、ジャーッとか料理の音をふんだんに入れて、やりたいことをすべてぶち込む」と言葉に力を込めた。

 5月上旬までに全作品が完成し、今年10周年を迎える「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2008」(開催時期未決定)でのプレミア上映が決定。8月中旬から、東京・渋谷のQ-AXほかで全国順次公開される予定だ。

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