
トークショーに登場した小泉堯史監督と海老名香葉子
1945年3月12日に起きた名古屋大空襲での出来事に対する戦争犯罪を描く『明日への遺言』。それから63年が経った同じ日、公開中の本作のステージにて、「愛と平和のトークショー」と題する祈念イベントが行われ、小泉堯史監督とエッセイストの海老名香葉子が登壇。戦争と平和について語った。
1日(土)から公開され、10日間で動員24万人、興行収入2億6039万円と好調な出足を見せている『明日への遺言』。この日のトークショーは、ほぼ満席となった東京・丸の内TOEI2での、昼の上映後に行われた。
著書やイベントで東京大空襲の被災体験などを伝える海老名香葉子は、本作を見た感想を「後世にこの映画が残るのは、すばらしいことです。前半で東京大空襲の映像を取り上げていただいたのもありがたい。昔の日本人の心が表れていて、立派な映画でした」。自身の空襲の体験や、戦争と平和に対する思いにも触れ、ゆっくりとひと言ひと言、言葉を噛み締めながら述べ、小泉監督への敬意を示した。
その言葉を受けて「心からうれしい」という小泉監督。「史実を大切にし、当時の人たちがいかに困難な時代を生きてきたかを描き出したいと思いました」。しかしそれは、自分では経験していないことであり、資料をもとに想像するのも難しいこと。それを知るために、経験を持つ人、伝えたいメッセージを持つ人の声に真剣に耳を傾けてきたことを語った。
「今の時代の感覚で当時を語るのではなく、その頃の目線に立って、人々の思いをいかに汲み取るかが難しい。知り続けようとすることが大事と、映画を作りながら思いました」
そして、祈念イベントの最後には、主演の藤田まことからのメッセージが読み上げられ、年配層の観客が多く見受けられた会場は、暖かい拍手に包まれた。
「今回の出演は、私自身、改めて戦争について考える機会になりました。この映画が、平和について多くの方に考えてもらうきっかけになれば幸いです。いつか戦争がなくなる平和な世の中になりますように」
なお、本作にはこれまで、寛仁親王、石破防衛大臣、安倍晋三前総理大臣、中曽根康弘元総理大臣らが足を運んでおり、中曽根元首相は「なんともいえない痛烈な感動を受けた。上に立つ者の心構え、責任感、部下に対する大きな愛情というものを教えられました」とコメントしている。
『明日への遺言』では、丸の内TOEI2ほか5カ所の劇場で、「千羽鶴に託す平和へのねがい」とする祈念イベントを、3月10日(東京大空襲のあった)から20日まで開催。本作を鑑賞した観客に平和への願いを込めた鶴を折ってもらい、完成した千羽鶴は、主演の藤田まこと、小泉堯史監督によって、映画の主人公、岡田資中将の墓前にたむけられる。
1日(土)から公開され、10日間で動員24万人、興行収入2億6039万円と好調な出足を見せている『明日への遺言』。この日のトークショーは、ほぼ満席となった東京・丸の内TOEI2での、昼の上映後に行われた。
著書やイベントで東京大空襲の被災体験などを伝える海老名香葉子は、本作を見た感想を「後世にこの映画が残るのは、すばらしいことです。前半で東京大空襲の映像を取り上げていただいたのもありがたい。昔の日本人の心が表れていて、立派な映画でした」。自身の空襲の体験や、戦争と平和に対する思いにも触れ、ゆっくりとひと言ひと言、言葉を噛み締めながら述べ、小泉監督への敬意を示した。
その言葉を受けて「心からうれしい」という小泉監督。「史実を大切にし、当時の人たちがいかに困難な時代を生きてきたかを描き出したいと思いました」。しかしそれは、自分では経験していないことであり、資料をもとに想像するのも難しいこと。それを知るために、経験を持つ人、伝えたいメッセージを持つ人の声に真剣に耳を傾けてきたことを語った。
「今の時代の感覚で当時を語るのではなく、その頃の目線に立って、人々の思いをいかに汲み取るかが難しい。知り続けようとすることが大事と、映画を作りながら思いました」
そして、祈念イベントの最後には、主演の藤田まことからのメッセージが読み上げられ、年配層の観客が多く見受けられた会場は、暖かい拍手に包まれた。
「今回の出演は、私自身、改めて戦争について考える機会になりました。この映画が、平和について多くの方に考えてもらうきっかけになれば幸いです。いつか戦争がなくなる平和な世の中になりますように」
なお、本作にはこれまで、寛仁親王、石破防衛大臣、安倍晋三前総理大臣、中曽根康弘元総理大臣らが足を運んでおり、中曽根元首相は「なんともいえない痛烈な感動を受けた。上に立つ者の心構え、責任感、部下に対する大きな愛情というものを教えられました」とコメントしている。
『明日への遺言』では、丸の内TOEI2ほか5カ所の劇場で、「千羽鶴に託す平和へのねがい」とする祈念イベントを、3月10日(東京大空襲のあった)から20日まで開催。本作を鑑賞した観客に平和への願いを込めた鶴を折ってもらい、完成した千羽鶴は、主演の藤田まこと、小泉堯史監督によって、映画の主人公、岡田資中将の墓前にたむけられる。


















































