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急遽日本公開、シャマラン監督新作への期待と不安

2008/03/14
『ハプニング』
『ハプニング』
 『シックス・センス』『アンブレイカブル』などで知られるM・ナイト・シャマラン監督の新作『ハプニング』がこの7月、夏休み作品として急遽、日劇3系を中心に全国公開されることがわかった。出演は、マーク・ウォールバーグ、ジョン・レグイザモほか。例によって、内容は明らかにされていないが、地球規模の壮大なスケールを背景にした異色ドラマという。

 シャマラン監督は特異な作風を持ちつつ、ヒットを続けたことで、名を馳せてきた。2作目にあたる『シックス・センス』が、77億円の興行収入となって驚きを与え、以降、『アンブレイカブル』が29億円、『サイン』が34億円、『ヴィレッジ』が17億円と、ひとりの監督の作品としては、実にアベレージの高い実績を残してきた。しかし、2006年に公開された『レディ・イン・ザ・ウォーター』が10億円に届かず、評判を落としていた。

 フィルモグラフィが増えるにつれ、彼の大きな持ち味であった過度に思わせ振りな映像展開が、徐々にグロテスクな様相を呈してきた。『サイン』あたりから、その傾向は強くなっていったが、興行的には持ちこたえていた。それが『レディ~』に至って、そのグロテスクさが一気に表面化。ついに興行的にも、騙せなくなってしまったのである。この作品には、ラズベリー賞受賞のおまけまでついた。

 シャマラン監督は新作『ハプニング』で、最近、出始めてきていた汚名を返上したいところだろう。いったい、いかなるハプニングが起きるのか。とんでもない作品の新たな登場という、マイナスのハプニングだけにはならないことを祈りたい。この監督には、その“トンデモ”方面の期待もあるから困る。

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