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『魔法にかけられて』興収40億円視野に
『犬10』も動物映画の強み発揮

2008/03/17
『魔法にかけられて』© Disney Enterprises, Inc
『魔法にかけられて』© Disney Enterprises, Inc
 魔法の国のお姫さまが、現実のニューヨークに登場するウォルト・ディズニー・ジャパンのファンタジー『魔法にかけられて』が14日に封切られ、好調なスタートを見せた。14~16日の3日間で全国動員42万4000人、興行収入5億4000万円を記録。最終的に35億円から40億円台が視野に入った。客層は、ファミリー層とカップル、女性が中心。女性は20代から30代あたり。さすがに男性は少なく、カップルにしても女性がイニシアティブをとっているようだ。

 さすがディズニー・ブランドは強い。ファミリー層は文句なしに楽しめる安心感から、女性たちはディズニー映画に夢を育みたい思いから、それぞれ劇場に足を運んだとみられる。ただ、全体的には日本語吹き替え版の興行シェアが高く、ファミリー層に少し偏っているのが、今後の展開にどう影響するか。ファミリー層色が強くなると、春休みを過ぎてしまえば、動員に陰りが出ることになってしまう。

 15日からは『犬と私の10の約束』が公開。15、16の2日間で動員14万6000人、興収1億8000万円を記録した。配給の松竹はここ数年、1年おきに動物を主人公にした映画を公開している。2004年『クイール』が興収22億円、06年『子ぎつねヘレン』が同18億円と安定感を見せてきた。『犬と私~』も、スタート2日間の成績を見たかぎりでは、15億円以上が見込まれる。動物映画の安定感を実感させる興行になったと言えそうだ。

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