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中村義洋監督の新作『ジャージの二人』、出世作の土俵で勝負

2008/03/20
『チーム・バチスタの栄光』の初日舞台挨拶に立つ中村義洋監督
『チーム・バチスタの栄光』の初日舞台挨拶に立つ中村義洋監督
 2月9日からの公開以来、好調な興行を続けてきた『チーム・バチスタの栄光』の中村義洋監督の新作『ジャージの二人』が今夏、都内は恵比寿ガーデンシネマほかで公開されることがわかった。長嶋有原作の同名小説を映画化するもの。主演は、ロックバンド、シーナ&ロケッツの鮎川誠と、『アフタースクール』が公開間近の堺雅人。一風変わった家族ドラマで、鮎川と堺は父と息子を演じる。

 中村監督は昨年、『アヒルと鴨のコインロッカー』が評価を得たことで、一気に東宝配給の『チーム・バチスタの栄光』の演出を任され、メジャー・デビューを果たした邦画界の俊英。その確かな演出力は、かつて、ぴあの映画コンペティション(PFF)に出品した作品で、審査員だった崔洋一監督に、その手腕を高く認められたほど。その才能が、昨年から一気に花開いた恰好だ。

 『ジャージの二人』は、配給がザナドゥー、メインの公開劇場が恵比寿ガーデンシネマで、これは『アヒルと鴨~』と全く同じ。中村監督にすれば、いわば東宝というメジャーの土俵から、今一度出世作と同じ単館(拡大)系という配給スタイルで勝負に出る作品ということになる。

 崔監督の作品を始め、数々の作品で脚本も手がける中村監督。『チーム・バチスタの栄光』の出来具合に関しては、反省点も多くあったというが、原点たる土俵で、今回はどういった作品世界を垣間見せてくれるか。期待の監督のひとりであることは間違いない。

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