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本木克英流“ご当地映画を全国に発信する方法”
さいたま10万人動員目指し国際Dシネマ映画祭でパネルディスカッション

2008/07/24
パネルディスカッションを行った(左から)本木監督、田部井氏、川端氏
パネルディスカッションを行った(左から)本木監督、田部井氏、川端氏
 埼玉・川口のSKIPシティと、全国で20サイトのシネコンを展開するユナイテッド・シネマによる「シネマ・プロット・コンペティション(CPC)2008」フォーラムと題したパネルディスカッションが24日(木)、国際Dシネマ映画祭2008のイベントとして行われた。

 「彩の国10万人映画プロジェクト」をテーマに、『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』がヒット中の本木克英監督、製作・配給会社モブキャストの川端基夫プロデューサー、ユナイテッド・シネマ理事でマーケティング部長の田部井悟氏が参加し、地方発信による“ご当地映画”の可能性などについて意見交換。本木監督は、故郷の富山で撮影した『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』を地元で先行公開し、20万人を動員した“実績”があり「地元メディアが一致団結して中継や連載をしてくれたのが大きい。1000円均一興行もこの作品からだし、地方発の映画に、少なからず影響を与えたと自負している」と話した。

CPCから生まれた『キズモモ。』(C)2008「キズモモ。」Partners
CPCから生まれた『キズモモ。』(C)2008「キズモモ。」Partners
 映画のプロット(粗筋)を公募するユナイテッド・シネマ主催のCPCは、今年が3回目。過去の入選作、応募作からすでに2本が映画化され、そのうちの1本『キズモモ』が、9月6日(土)からユナイテッド・シネマとしまえん、浦和ほかで公開される。

 田部井氏は「これまでも地元密着の足がかりとして短編の製作などさまざまな展開をしてきた。実感として、商業ベースではなく地域での映画館デビューのために地元を巻き込むのが大切だと思う」と分析。川端氏も「助監督歴が長い人や若手が(作品を)つくるきっかけになっていければ」と後押しする構えだ。

 その上で人口713万人の埼玉で10万人動員を実現するための施策については、「製作側にとって(ロケ地として)埼玉はなくてはならない場所。しゃれたものにする必要はないし、いっそ映画館に“ご当地枠”をつくって、埼玉に来なければ見られない状況をつくってみれば」と提案。川端氏も「エンタテインメントとしてどこの地域の人が見ても楽しめるもので、その中でどう地域色を打ち出すかがカギになる」と語った。

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