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伊勢谷友介『ブラインドネス』の日本語セリフを執筆
完成披露試写会でメイレレス監督が明かし絶賛

2008/08/14
伊勢谷友介、フェルナンド・メイレレス監督、木村佳乃(左から)
伊勢谷友介、フェルナンド・メイレレス監督、木村佳乃(左から)
 第61回カンヌ映画祭のオープニングを飾った心理パニック・サスペンス『ブラインドネス』の完成披露試写会が14日(木)、東京・丸の内ピカデリー2で行われ、フェルナンド・メイレレス監督が出演の伊勢谷友介木村佳乃とともに舞台挨拶に立った。

 ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの「白の闇」が原作。伝染病のまん延により全世界の人々が突如失明していくなか、閉鎖空間に放り込まれた人間がさらけ出す本性を描く。伊勢谷と木村は原作には登場しない日本人夫婦を演じている。

 これについて、メイレレス監督は「物語自体が特定の地域の話ではなかったから、人種ではなく人類としてとらえた」と説明。酒井園子プロデューサーからおくられてきた映像のなかに、イメージしていた2人を見つけたという。「エレガントで洗練された俳優を探していたんだ。実際に会ってみて通じ合うこともできた」と満足げな表情をみせた。

 伊勢谷とは強い信頼関係を構築したというメイレレス監督は、「日本語で交わされるセリフは、すべて伊勢谷が書いたんだ。日本語の響きは本当に美しい」と絶賛だ。一方の伊勢谷は、「あこがれの監督と仕事ができるだけでうれしかったのに、僕らが演じる夫婦のてん末を書かせてくれ、身に余る光栄だった。役者としてだけでなく、人としても成長できた」と目を輝かせた。

 木村は、主演のジュリアン・ムーアに深い感銘を受けたそうで「女性として強く優しく、たけだけしかった。彼女と出会えたことは自分の財産になりました」と語り、撮影現場の充実ぶりをうかがわせた。

 ギャガ配給で、11月から丸の内ピカデリー2ほかで全国公開。

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