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新藤兼人監督が現役教師に『花は散れども』の教え

2008/08/27
『石内尋常高等小学校 花は散れども』演出中の新藤兼人監督(右から2人目)
『石内尋常高等小学校 花は散れども』演出中の新藤兼人監督(右から2人目)
 日本現役最高齢、96歳の新藤兼人監督が、現役教師に向け“講演”を行うことになった。最新作『石内尋常高等小学校 花は散れども』の公開を記念し、9月15日(月・祝)に都内の試写室に小・中学校の教諭約70人を集めた試写会を開催。映画上映後に教育について語る。

 日本映画史そのものといえるキャリアにおいて、戦争と平和、愛とエロスなど人間の尊厳にかかわるテーマを追い求め続けてきた新藤監督。それだけに、あらゆる講演依頼が多く寄せられてきたが、「上から見下ろしてしゃべるのは好きではない」と、基本的に断る姿勢を貫いてきた。

『石内尋常高等小学校 花は散れども』(C)2008「石内尋常高等小学校 花は散れども」製作委員会
『石内尋常高等小学校 花は散れども』(C)2008「石内尋常高等小学校 花は散れども」製作委員会
 だが、半生記ともいえる『~花は散れども』で自身の人生に多大な影響を与えた小学校時代の先生を主人公にしたように、かねて教育問題にも強い関心があったいう。そこで、全日本教職員組合が編集に携わっている教職員向けの雑誌「クレスコ」の取材を受けたのが縁で、配給サイドが今回の試写会を企画。映画のテーマに沿っていることから、講演依頼を快諾した。

 観賞する教諭は、「クレスコ」が中心となって東京にある小・中学校に依頼して召集。新藤監督は質疑応答も行う予定で、恩師の教えを“後輩”たちに伝える貴重な機会になりそうだ。また、同誌の10月20日発売号には、「私の出会った先生」と題したエッセイも寄稿している。

 映画はシネカノン配給で9月27日(土)、東京・シネカノン有楽町1町目ほかで全国順次公開される。

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