日本映画界現役最高齢、96歳の新藤兼人監督の最新作『石内尋常高等小学校 花は散れども』の“現役教師向け試写会”が15日(月・祝)、都内の試写室で行われた。
東京都内の小中学校で教べんをとる20~60代の約60人が観賞。新藤監督が「私が小学校の時に教えを受けた恩師の話です。(撮影時は)95歳で、この映画がひょっとしたら最後になるかもしれない思いながら、力を込めて作りました」と挨拶すると、惜しみない拍手が沸き起こった。
教師の不祥事や教育問題の是非が頻繁に取りざたされている状況には、「教育者ではないから、真実に迫ったことはいえない」と前置きした上で「ちょっとあきれていますね」と批判。「先生というのは聖なる立場と思っている。人に教えるのは大変なこと。私は先生を敬っていきてきた。とても残念です」と苦言を呈した。
さらに、凶悪犯罪の低年齢化についても言及。「私の恩師は、『ウソをついてはいけない』と言って、何に対しても本気だった。教えを受けた私たちに、大きな足跡を残してくれた。(犯罪に手を染める人たちは)小学校時代にいい教育を受けていないと言い切っていい。人間形成に大きな影響を与えるのだから、教職にある人も視線を変えなければいけない。自分の人格が、生徒にどんな影響を与えるかを考えてもらいたい」と力説した。
映画には、出身地でもある広島の被爆者に関する描写もある。平和への願いについても問われた新藤監督は、「1人の兵士の死は、その家庭をも破壊する。だから、勇ましいとは思わない。どんな理由があろうと戦争には反対。生涯をかけて追求しなければならないから、だからもう1本、原爆が落ちた瞬間の1、2、3秒を描く映画をつくりたい」とさらなる意欲を見せていた。
『花は散れども』は、シネカノン配給で27日(土)、東京・シネカノン有楽町1丁目ほかで公開。
東京都内の小中学校で教べんをとる20~60代の約60人が観賞。新藤監督が「私が小学校の時に教えを受けた恩師の話です。(撮影時は)95歳で、この映画がひょっとしたら最後になるかもしれない思いながら、力を込めて作りました」と挨拶すると、惜しみない拍手が沸き起こった。
教師の不祥事や教育問題の是非が頻繁に取りざたされている状況には、「教育者ではないから、真実に迫ったことはいえない」と前置きした上で「ちょっとあきれていますね」と批判。「先生というのは聖なる立場と思っている。人に教えるのは大変なこと。私は先生を敬っていきてきた。とても残念です」と苦言を呈した。
さらに、凶悪犯罪の低年齢化についても言及。「私の恩師は、『ウソをついてはいけない』と言って、何に対しても本気だった。教えを受けた私たちに、大きな足跡を残してくれた。(犯罪に手を染める人たちは)小学校時代にいい教育を受けていないと言い切っていい。人間形成に大きな影響を与えるのだから、教職にある人も視線を変えなければいけない。自分の人格が、生徒にどんな影響を与えるかを考えてもらいたい」と力説した。
映画には、出身地でもある広島の被爆者に関する描写もある。平和への願いについても問われた新藤監督は、「1人の兵士の死は、その家庭をも破壊する。だから、勇ましいとは思わない。どんな理由があろうと戦争には反対。生涯をかけて追求しなければならないから、だからもう1本、原爆が落ちた瞬間の1、2、3秒を描く映画をつくりたい」とさらなる意欲を見せていた。
『花は散れども』は、シネカノン配給で27日(土)、東京・シネカノン有楽町1丁目ほかで公開。























































