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パラマウント・ジャパン初年度は年間興収80億確実

2008/09/27
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
 今年新発足したメジャー系洋画配給会社のパラマウント ピクチャーズ ジャパンが、年間の興行収入で80億円突破が確実となり、初年度としてはまずまずの成績に収まりそうだ。

 同社は、米パラマウント・ピクチャーズと米ユニバーサル・ピクチャーズの作品を国内配給していたUIPジャパンが、昨年末で解散したのに伴い、パラマウント作品のみの配給会社として発足。日本で、パラマウント作品のビデオ事業を展開していたパラマウント・ホーム・エンタテインメントと組織を一体化し、今日に至った。

 今年の公開作品は7本。ほかのメジャー系と比べれば、ウォルトディズニー・ジャパンと並び最も少ない部類に入る。いわば“少数精鋭”の配給方針で、そのなかでも1番成績が良かったのが、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』だ。興行収入は、57億1000万円だった。

 以下、異色な撮影スタイルが評判になった『クローバーフィールド/HAKAISHA』の12億円、『スパイダーウィックの謎』の6億5000万円と続く。ショウゲートと共同配給した『ノーカントリー』は3億5000万円だったが、今年のアカデミー賞で作品賞など4部門を制したことを考慮すれば、もの足りない成績だといえる。それでも、これまでのコーエン兄弟監督作と比較すれば健闘の部類に入る。

 今年最後の作品として、11月22日からは全米で大ヒットした『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』が公開される。同作の興行次第では、年間で90億円台も期待できる。

 来年から同社は、ドリームワークスのCGアニメと実写作品を配給することになっている。すでに、『マダガスカル2』など2作品が公開予定。パラマウント作品としては、レオナルド・ディカプリオ主演の『レボリューション(原題)』などの大作も控えている。今年は『インディ・ジョーンズ~』1本に頼った面が大きかったが、来年以降はバラエティに富んだ作品群で勝負を懸ける。

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