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『アイアンマン』『イキガミ』ともに静かな出足

2008/09/29
(C)2008 MVLFFLLC. TM & (C) 2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.
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 全米で興行収入3億1760万ドルの大ヒットとなった『アイアンマン』が27日(土)、全国で公開。28日までの2日間で観客動員16万3000人、興行収入2億1149万円を記録した。

 アメリカン・コミックの映画化で米国では予想を上回る評判となったが、日本ではやはり文化の違いもあってか、もうひと押し欲しい出足となった。客層は30代以降の男性が中心で、予想通り女性客の集客は少なかった。

 アメコミの下地が弱い日本では、タイトルの知名度の低さが少なからず興行に影響したとみられる。しかし作品を見た人の反応は総じて良く、口コミが広がる可能性もあり落ち込みが少なければ、最終的に10億円台の半ばあたりを期待できるだろう。

 同日公開の松田翔太主演『イキガミ』は、2日間で9万8000人を動員し興収は1億3424万円。同じTBSが製作に参加した『砂時計』(10億円)との対比で109%の出足。配給の東宝によれば10億円は見込めるとしている。

 余命24時間を宣告する死亡予告証“イキガミ”によって若者の命が無条件で奪われる社会が舞台。死を宣告された者が家族や友人らとどのように最期を迎えるかを描く。原作は人気コミックで相応のファンもいると見られたが、その広がりは今ひとつだったといえる。

 『デスノート』のような頭脳戦がからんだサスペンス調の装いがないため、全体的に固いイメージがついてしまったとも考えられる。感動的な面を押し出した以上、コミック・ファン以外の高年齢層へのさらなるアピールも必要であった。

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