政府は28日(月)付で2008年春の褒章受章者を発表。女優の桃井かおりが、芸術や学問などで功績があった人におくられる紫綬褒章を受章した。
「国からの章だから、私で何かあったら大丈夫ですか、と心配せざるを得なかった。それをうかがったらドッキリでないことが分かった」。桃井はバラエティ・ジャパンのインタビューに、照れ笑いを浮かべ、お祝いのシャンパンを掲げながら感激に浸った。
父親は著名な国際政治評論家の故桃井真さん。それだけに「ちゃんとした家の子なので、今まではずっと後ろめたい気持ちで女優をやってきた。でも、母親の『女優をやってきて良かったわね』みたいな喜び方がうれしくて……」と親孝行ができた喜びも明かす。
テレビのれい明期から活躍し、ジャンルを問わずに常に第一線を駆け抜けている。そして、「50歳を過ぎてから活気づいている」という。きっかけは、真さんの死。『SAYURI』や『太陽』など海外の映画にも積極的に出演し、米俳優組合(SAG)にも加入するなど、いまやその活躍はワールドワイドだ。
「ずっと(女優を)やってきたのは自分でも偉いと思う。歳を重ねるうまみを知ったというか、無理だと思っていたことをやってみたらできたり、腕力のような知力がつき、積み重ねることが素敵だと実感している。こうなったら90歳くらいまで生きて、死んだら死体の役をやるわ」
『無花果の顔』では監督にも初挑戦し、世界23の映画祭に招待されるなど高い評価を得た。「それに比べ、日本での無視のされ方はすごかった」とぼやきながらも、今回の受章で日本人としてのアイディンティティーが強くなったという。
「グリーンカード(米国永住権)を申請しているから助かっちゃったし(笑)。でも、国が応援してくれているというか、存在を認めてくれたことがうれしい。背中を後押しされているようで、無邪気な仕事ぶりを変えるわけにはいかないけれど、もう不始末はしないぞ、と神に誓いました」
現在はロサンゼルスにも居を構えているが、「本当の下っ端なので、無名で新人の、ただのアジアの女優として付き合ってくれたほうが、俳優として面白い」と、劇団に入りオーディション通いをするなど、おごるところは全くない。一方で、今秋にはテレビドラマに出演する構想もあり、出演映画『夢のまにまに』(今秋)、『昴-スバル-』(2009年春)の公開が控えるなど、基盤はあくまで日本だ。
「肉体的には50年以上たった中古だけど、整備がいいからまだ相当使えるぞ、と新車のふりして自分自身を送り込む実験をしている」とさらなる飛躍を期す、桃井かおりの動向からますます目が離せなくなってきた。
「国からの章だから、私で何かあったら大丈夫ですか、と心配せざるを得なかった。それをうかがったらドッキリでないことが分かった」。桃井はバラエティ・ジャパンのインタビューに、照れ笑いを浮かべ、お祝いのシャンパンを掲げながら感激に浸った。
父親は著名な国際政治評論家の故桃井真さん。それだけに「ちゃんとした家の子なので、今まではずっと後ろめたい気持ちで女優をやってきた。でも、母親の『女優をやってきて良かったわね』みたいな喜び方がうれしくて……」と親孝行ができた喜びも明かす。
テレビのれい明期から活躍し、ジャンルを問わずに常に第一線を駆け抜けている。そして、「50歳を過ぎてから活気づいている」という。きっかけは、真さんの死。『SAYURI』や『太陽』など海外の映画にも積極的に出演し、米俳優組合(SAG)にも加入するなど、いまやその活躍はワールドワイドだ。
「ずっと(女優を)やってきたのは自分でも偉いと思う。歳を重ねるうまみを知ったというか、無理だと思っていたことをやってみたらできたり、腕力のような知力がつき、積み重ねることが素敵だと実感している。こうなったら90歳くらいまで生きて、死んだら死体の役をやるわ」
『無花果の顔』では監督にも初挑戦し、世界23の映画祭に招待されるなど高い評価を得た。「それに比べ、日本での無視のされ方はすごかった」とぼやきながらも、今回の受章で日本人としてのアイディンティティーが強くなったという。
「グリーンカード(米国永住権)を申請しているから助かっちゃったし(笑)。でも、国が応援してくれているというか、存在を認めてくれたことがうれしい。背中を後押しされているようで、無邪気な仕事ぶりを変えるわけにはいかないけれど、もう不始末はしないぞ、と神に誓いました」
現在はロサンゼルスにも居を構えているが、「本当の下っ端なので、無名で新人の、ただのアジアの女優として付き合ってくれたほうが、俳優として面白い」と、劇団に入りオーディション通いをするなど、おごるところは全くない。一方で、今秋にはテレビドラマに出演する構想もあり、出演映画『夢のまにまに』(今秋)、『昴-スバル-』(2009年春)の公開が控えるなど、基盤はあくまで日本だ。
「肉体的には50年以上たった中古だけど、整備がいいからまだ相当使えるぞ、と新車のふりして自分自身を送り込む実験をしている」とさらなる飛躍を期す、桃井かおりの動向からますます目が離せなくなってきた。




















































