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篠田正浩&岩下志麻夫妻が安曇野の伝道師に
理想の夫婦選出&エグゼクティブアドバイザー就任

2008/07/08
ガラス工芸のトロフィーを授与された岩下志麻と篠田正浩氏
ガラス工芸のトロフィーを授与された岩下志麻と篠田正浩氏
 元映画監督の篠田正浩氏と女優の岩下志麻夫妻が8日(火)、長野県安曇野市の「安曇野にふさわしい理想の夫婦」に選出され、都内で会見した。

 2005年10月に5町村が合併して誕生した同市が、地域振興の活動「安曇野ブランド推進事業」の一環として、東京・銀座で1万5000人と現地を訪れた観光客へのアンケートで決定。平林伊三郎市長は「文化、芸術の香り高く、気高く生きるお2人の姿勢を手本に地域の力強さを高め、市民が誇りを持ってほしい」と期待を寄せた。

 2人は、「安曇野ブランドエグゼクティブアドバイザー」にも就任。東京生まれ東京育ちの岩下は、10日ほど前に現地を“視察”し「北アルプスがすごく雄大で、水がとてもきれいで、空気もおいしく心が安らぎました。第2の古里として大切にしていきたい」と抱負を語った。その際に自ら撮影した写真を使って、ポスターを制作する構想もあるという。

 映画デビュー作『笛吹川』のロケ地で、篠田氏が監督した『はなれ瞽女おりん』の撮影も行っており、長野とは浅からぬ縁もある。「安曇野に行って、いい所ね、また来たい、住みたいと思ってくださればうれしい。地元の人たちとも、ブランドの根本理念にある笑顔、優しさ、いたわりの気持ちで接していきたい」と笑顔を見せた。

 一方の篠田氏は岐阜県生まれで、戦後間もなく「これからどう生きていけばいいのか」と思い立ち、穂高に登って以来の信州通を自任。「大尊敬する黒澤明監督が『夢』のラストシーンで使ったのが安曇野。近代彫刻の大家、荻原碌山の碌山美術館もあり、その建築デザインをしたのが、早稲田の大先輩である今井兼次。夏は登山、冬はスキーと親しんできた地で、もう1度リフレッシュして、晩年をすがすがしく暮らしたい」と述べた。

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