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日本人メジャーリーガーの先駆者・野茂英雄投手が現役引退
シャイア・ラブーフ、野茂英雄ファンを明かす

2008/08/06
トルネード投法が健在だったドジャース時代の野茂英雄
トルネード投法が健在だったドジャース時代の野茂英雄
 米大リーグでノーヒット・ノーランを2度達成した野茂英雄投手が、7月17日に現役引退を発表した。1995年にロサンゼルス・ドジャースに入団し、鮮烈なデビューを飾ってから13年あまり。ここ数年は怪我に悩まされ、所属チームもないまま静かにグラブを置いた。

 この野茂の大ファンであったのが、現在公開中の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』に出演したシャイア・ラブーフ。ドジャースのロサンゼルス移転50周年を記念する米バラエティの特集で、シャイアはきっすいのドジャース・ファンであることを告白した。とりわけ野茂英雄投手の大ファンで、試合後、彼のサインボール欲しさに、ロッカールームから出てくるのを待っていたというエピソードを語った

 野茂は社会人野球の名門・新日鐵堺に在籍していた88年、日本代表に選出され、ソウルオリンピックで銀メダルに貢献。翌89年のドラフト会議で史上最多の8球団から1位指名を受け、抽選で交渉権を獲得した近鉄バファローズ(現オリックス・バファローズ)に入団した。契約金は史上初の1億円台(1億2000万円)、年俸1000万円という、当時としては異例の高額契約だった。

 90年4月の対オリックス・ブルーウェーブ戦でプロ初勝利。大きく振りかぶってから背中を打者に向ける独特の「トルネード投法」でプロ野球界に野茂旋風を巻き起こし、この年、新人ながら最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率と主要4冠を独占した。ベストナイン、新人王、沢村賞、そしてMVPに選出された。現在にいたるまで、新人王・沢村賞・MVPをトリプル受賞したのは野茂ただ1人だ。

 94年、希望した複数年契約と代理人制度を球団に拒否され、退団。95年にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、村上雅則以来31年ぶり2人目の日本人メジャーリーガーとなった。

 13勝6敗、236奪三振の成績で新人王、奪三振王のタイトルを獲得した野茂。日米両国での新人王獲得者も野茂しかいない。ドジャース時代の96年の対コロラド・ロッキーズ戦、ボストン・レッドソックス時代の01年の対ボルチモア・オリオールズ戦でノーヒット・ノーランを達成。両リーグでのノーヒット・ノーランは、米メジャー史上4人目という快挙だ。

 未知数だった野茂を果敢にも起用したトミー・ラソーダ監督は言う。「彼はピッチャー一筋に生きた。すべての記録のパイオニアとして、彼こそ日米の野球の殿堂に迎えられるべきだ」。

 なおL.A.TIMESのドジャース・ブログには、「そのワインドアップ。最高」「ドジャーブルーの日々をありがとう。コロラド・ロッキーズ戦は忘れられません。引退後の生活を楽しんでください」「英俊豪傑なアスリートであり、先駆者であった野茂選手。思い出をありがとう」など引退を惜しむ声が日々更新されている。

 (シャイア・ラブーフらのコメントを集めたドジャース移転50周年記念第1弾 ハリウッドスターそれぞれのドジャース・メモリーはこちら)

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