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“シナトラ一家”ジョーイ・ビショップ、89歳で逝去

2007/10/18
フランク・シナトラ率いるエンターテイナー・グループの一員として有名になったジョーイ・ビショップ
フランク・シナトラ率いるエンターテイナー・グループの一員として有名になったジョーイ・ビショップ
 ナイトクラブやテレビ、映画で活躍したコメディアンで、ラットパック(Rat Pack)と呼ばれたフランク・シナトラ率いるエンターテイナー・グループの一員として有名になったジョーイ・ビショップが、10月17日(水)、カリフォルニア州ニューポート・ビーチの自宅にて亡くなった。享年89。
 
“シナトラ一家”のメンバーには、俳優のピーター・ローフォード、歌手のサミー・デイヴィス・Jr.、ディーン・マーティンなどがいたが、シナトラを含めて全員が80年代後半から90年代後半にすでに亡くなっており、ビショップは最後のひとりだった。
 
 ビショップは40年代初めからニューヨークのナイトクラブにコメディアンとして出演。皮肉なユーモアで知られており、50年代になって、シナトラが自分の前座としてビショップを引き抜いた。

 その後“シナトラ一家”は、60年代にラスベガスのカジノホテル、サンズにて、音楽とコメディを交えたショーでセンセーショナルな人気を博した。彼らのショーを評した人々はビショップを脇役とみなしていたが、シナトラはビショップのことを「グループの中核」と呼んでいた。
 
 5人組は仕事を離れても一緒に時を過ごして楽しんだ。彼らは、『オーシャンと十一人の仲間』や『荒野の3軍曹』といった映画に一緒に出演し、ケネディ大統領のための特別なパフォーマンスも共に披露した。
 
 90年代末に、“シナトラ一家”は再び注目を集め、有料ケーブルテレビ局HBOが彼らを主人公にしたテレビ映画を製作。ラスベガスなどでは、モノマネ芸人によるパフォーマンスが披露されたりした。また、『オーシャンと十一人の仲間』は、03年にジョージ・クルーニーやブラッド・ピットが主要な役を演じる『オーシャンズ11』としてリメイクされている。
 
“シナトラ一家”の再ブームが起きる前の98年のインタビューで、ビショップは、仲間たちの享楽的な評判を否定、弁解して、以下のように語っている。
「僕たちは、酔っ払って女の尻を追いかけ回していたことで有名なんだって? でも、僕は、フランクやディーン、サミーやピーターがパフォーマンス中に酔っ払っていたことなんて見たことも無い。あれは単なるギャグに過ぎなかったんだよ。それに、あいつらが女の尻を追いかけ回さなければならなかったと思うかい? 彼らは、女たちを追っ払わなきゃならない立場だったんだよ」
 
“シナトラ一家”の外では、ビショップは“The Joey Bishop Show”と題されたテレビ・トークショー2本に司会として出演している。残念ながら、最初の番組は3シーズン、2番目の番組は2シーズン続いたのみで、それぞれ打ち切りになっている。

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