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映画界でも活躍、フロム・ファースト小口氏逝去

2007/12/04
 芸能プロダクション、フロム・ファースト プロダクション社長の小口健二氏が亡くなったことが伝えられた(享年59)。同プロダクションには、本木雅弘や竹中直人らが所属している。11月29日に、密葬が行われたという。何とも早すぎる死だった。

 一般的にはなじみのある人ではないが、芸能プロ社長の顔とともに、映画製作に熱心なプロデューサーとして映画界では知られていた。作品では、本木主演の『遊びの時間は終らない』(91年)、内田裕也主演『魚からダイオキシン!!』(92年)、『エロチックな関係』(78年)、 竹中直人監督『119』(94年)などかある。90年代前半から半ばにかけて、代表作が多い。

 いち芸能プロの社長としての役割を全うするだけではなく、所属俳優が主演クラスで参加する作品に企画段階から加わり、製作に大きな関わりをもったことがユニークなところだ。俳優たちは、映画へのこだわりが強い人が多く、彼らの活躍の場を広げるべく、一緒になって映画製作に取り組んだのだ。

 現在、芸能プロのジャニーズ事務所、スターダストプロモーション、ホリプロなどは、主導的に映画製作に参画するケースが増えている。単純に所属俳優を映画出演させるだけでなく、企画に参加することはもちろん、出資まで行って邦画製作の中核を担うまでになっている。

 フロム・ファーストの小口氏は、こうした芸能プロの先駆者として、映画界のなかで位置付けられるのではないかと思う。もっともっと、本木や竹中で映画を作ってほしい人だった。冥福を祈る。

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