
喜びを分かち合う唐沢寿明と三谷幸喜
平成19年度(第58回)芸術選奨の贈呈式が10日(月)、都内のホテルで行われた。文部科学大臣賞に選ばれた演劇部門の三谷幸喜、映画部門の周防正行監督、演劇部門で文部科学大臣新人賞に輝いた唐沢寿明ら、そうそうたる顔ぶれが勢ぞろい。唐沢は「信じられない思いでいっぱい」と神妙な面持ちで喜びを語った。
各部門の新人賞を代表して挨拶に立った。「珍しく緊張してます。三谷さんだけはふざけてますけど。何かやれって言ってくるんですが、今日は無理」。普段は軽妙なトークで鳴らす唐沢だが、この日ばかりは厳粛な雰囲気に、表情は終始こわばり気味だ。
蜷川幸雄演出の史劇「コリオレイナス」の演技が評価されての受賞。「珍しく奥さん(女優の山口智子)がはまってまして、さいたま芸術劇場はもちろん、イギリス公演の初日にも見に来たので、もしかしたら本当に面白い芝居だったのかなと。この賞に恥じないよう、小さい階段でも上がれるようチャレンジし、お客さんを失望させないよう頑張っていきたい」と新たな決意をにじませた。
各部門の新人賞を代表して挨拶に立った。「珍しく緊張してます。三谷さんだけはふざけてますけど。何かやれって言ってくるんですが、今日は無理」。普段は軽妙なトークで鳴らす唐沢だが、この日ばかりは厳粛な雰囲気に、表情は終始こわばり気味だ。
蜷川幸雄演出の史劇「コリオレイナス」の演技が評価されての受賞。「珍しく奥さん(女優の山口智子)がはまってまして、さいたま芸術劇場はもちろん、イギリス公演の初日にも見に来たので、もしかしたら本当に面白い芝居だったのかなと。この賞に恥じないよう、小さい階段でも上がれるようチャレンジし、お客さんを失望させないよう頑張っていきたい」と新たな決意をにじませた。

池坊保子文部科学副大臣、青木保文化庁長官と記念撮影する三谷と周防
贈呈式後に行われた三谷との共同会見で、ようやくリラックスした様子。所属事務所からの知らせを受けた際は、「縁がないだろうという賞なので、バク転を1回して、4分の3ひねってみました」という。そして、「三谷さんとダブル受賞ができたと思います。ダブル・ライダーキックでよろしく!」と独特の言い回しで喜びを分かち合った。
その三谷は、贈呈式で会場に招いた親族に向かってガッツポーズをするなど余裕しゃくしゃく。受賞スピーチがなかったことには不満そうだったが、「全く視野に入っていない賞でしたが、僕は映画もテレビもやっている。大衆芸能などハードルの高いところもあるが、全部門制覇を目指します」とあらためて宣言した。
その三谷は、贈呈式で会場に招いた親族に向かってガッツポーズをするなど余裕しゃくしゃく。受賞スピーチがなかったことには不満そうだったが、「全く視野に入っていない賞でしたが、僕は映画もテレビもやっている。大衆芸能などハードルの高いところもあるが、全部門制覇を目指します」とあらためて宣言した。
11年ぶりの新作『それでもボクはやってない』で各映画賞を総なめにしている周防監督は、「役人はアテにならないという映画を撮ったのに、役人に賞をもらっていいのかなあ」と苦笑い。文部科学大臣賞受賞者代表の立川志の輔(大衆芸能部門)は「光栄な思いでいっぱい。いつもは険しい顔をしている師匠(立川談志)が、ニッコリ笑ってくれたのがうれしかった。これまで、たくさんの挨拶をしてますが、初めてオチのない話になってしまいました」と語った。
なお、映画部門では他に文部科学大臣賞を『サッドヴァケイション』などの撮影監督のたむらまさき、同新人賞を『14歳』の広末廣万監督が受賞した。
なお、映画部門では他に文部科学大臣賞を『サッドヴァケイション』などの撮影監督のたむらまさき、同新人賞を『14歳』の広末廣万監督が受賞した。
平成19年度(第58回)芸術選奨
| 部門 | 文部科学大臣賞 | 文部科学大臣新人賞 |
| 演劇 | 桐竹勘十郎 三谷幸喜 |
唐沢寿明 |
| 映画 | 周防正行 たむらまさき |
廣末哲万 |
| 音楽 | 高橋アキ 細川俊夫 |
徳丸十盟 |
| 舞踊 | 金森穣 若柳吟 |
山本隆之 |
| 文学 | 島田雅彦 矢島渚男 |
齋藤恵美子 |
| 美術 | 小川待子 森村泰昌 |
塩田千春 |
| 放送 | 菅野高至 水島宏明 |
金本麻理子 |
| 大衆芸能 | 立川志の輔 細野晴臣 |
林家たい平 |
| 芸術振興 | 福武總一郎 | 池田修 |




























































