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ソニー、デジタル映像の映画館配給を開始
ミュージカル「メトロに乗って」5月スタート

2008/03/14
 ソニーが、演劇、ミュージカル、オペラなどの舞台芸術、スポーツイベント、音楽イベントなどをデジタル化し、作品、イベントの権利保有者と共同で全国の映画館に向けて映像を供給するコンテンツ配給事業を開始する。

 第1弾は、昨年12月に東京芸術劇場で上演された音楽座ミュージカル「メトロに乗って」。今年5月から国内の映画館に配給する。当初は関東圏が対象で、その後、全国へ展開する予定だ。

 「メトロに乗って」は、ソニーPCLがスクリーンで上映するためにソニー製“CineAlta(シネアルタ)”カメラ「HDC-F950」など計9台で撮影。大画面でのデジタル上映は、演者の動きや表情、舞台の細部まで映し出すことができ、舞台芸術の新たな楽しみ方を提供するものとして期待されている。

 日本映画館3221スクリーン(1月末現在)のうち、デジタル対応をしているのは約3%。だが、製作過程における撮影、編集などは既にデジタル化が主流で、映画館側も効率化などの点でデジタルへの移行が進むものと見込まれている。

 昨年5月には、“デジタルシネマ上映用トータルシステムパッケージ”の受注を開始。これは、日本初のDCI仕様(アメリカの7大スタジオで構成するデジタル・シネマ・イニシアティヴが定めたデジタルシネマの要求仕様)準拠の“4K”デジタルシネマ上映システム。フルHDの4倍を超える885万画素の超高精細“4K”映像を、内臓サーバーから最大20メートル幅のスクリーンに投影が可能だという。

 ソニーは、このシステムに加え、デジタルコンテンツ配給事業によって、ハード、ソフトの両面で国内デジタルシネマ市場の活性化を図る意向だ。

文化通信速報より/This article adapts it based on Bunka Tsushin

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