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故ヘストンさんにささぐ
『ベン・ハー』、監督の息子がTVシリーズ化

2008/04/10
『ベン・ハー』
『ベン・ハー』
 今月5日に死去したチャールトン・ヘストンさん主演の名作『ベン・ハー』が、監督の息子の手で、テレビシリーズとしてリメイクされることになった。

 同作は1959年のアカデミー賞で作品賞、主演男優賞、監督賞を含む11部門に輝いている。監督を務めた巨匠ウィリアム・ワイラー(81年死去)の息子デイヴィッド・ワイラーが、本企画を自らの制作会社アルケミーTVを通じてプロデュースする。

 クリスチャン・デュゲイ(『スキャナーズ2』『スクリーマーズ』 )が監督を務め、今年の後半に撮影予定。1話90分が2回、3000万ドルのプロジェクトになる。

故ウィリアム・ワイラー
故ウィリアム・ワイラー
 制作発表は、フランス・カンヌで開催中のMIP TVで行われた。
 「この企画は“我々”のファミリービジネスだとジョークを言っています」とワイラーは語り、「同作を父とチャック(ヘストンさんの愛称)にささげます。思い出に再び命を吹き込むことは素晴らしい」と意欲的だ。

 アルケミーTVは、すでにミニシリーズをスペイン、ドイツ、カナダにセールス済みだ。北米のテレビ放映権も、2つのネットワーク局と1つのケーブル局と交渉中だという。

 同シリーズは59年のワイラー&ヘストン版よりも、ルー・ウォーレスが1907年に発表した原作小説、または25年公開の最初の映画版に近い内容になる。

 ワイラーは現在、主演する20代半ばの男優を探している。また本作では、原作の持つ宗教的な側面に比重を置かない意向だ。「ダイレクトな宗教描写よりも、 作品の精神性に注目したい」とも話す。「とても複雑なストーリーで、父の作品が発表されて50年もたつ。同ジャンルで『グラディエーター』がやったように、今の時代に合った新しい感覚を取り入れたいんだ」。

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