
NBAはすでに非公開の上映会を行っている。クリーブランドの会場で専用のめがねをかけ、HDテレビに映るファイナルの様子に見入るファンたち
ヒュンダイITジャパンは今月12日から、立体映像を見ることができる「3-D立体液晶テレビ」の発売を全国のビックカメラ23店で開始した。日本の視聴者は世界で最初に3-Dのテレビ番組を日常的に楽しめることになったが、もちろんこれは世界的な流れでもある。
現在、全米の各映画館チェーンが3-D映画を上映できるデジタル映写機の導入を始めている。その主な動機は、劇場でしか体験できない映像を提供することで、DVDやホームシアターに奪われた観客を映画館に呼び戻すことにあるのだが、今年のNAB(全米放送事業者協会大会)を見る限り、彼らも安泰とは言えなさそうだ。
NABは、毎年ラスヴェガスで行われる世界最大の放送機器展だが、今年の最大の注目は3-D関連製品。ヒュンダイからだけでなく、すでに続々と家庭用製品が誕生している。
たとえば、サムスンやその他のメーカーがすでに発売している薄型テレビは、3-D映像の表示が可能だ(視聴には専用のめがねが必要となる)。しかし、各メーカーがその点をあまりアピールしていない理由は単純明快。機能はついていても、それを発揮できるコンテンツがまだないからである。
日本では「BS11デジタル」が、昨年12月の開局時から世界で初めて立体映像の番組を一部試験的に放送したため、ヒュンダイITジャパンが日本での先行発売に踏み切ったのだ。
やはり専用めがねが必要となるこのテレビは、現在は46型(49万8000円)のみだが、8月ごろには32型も20万円弱で発売する予定。また、50型やそれより大きいサイズで、めがねを必要としないものも開発中だという。
BS11デジタルは毎日1時間、スポーツや動物ドキュメンタリー、旅行番組など3-D対応の番組を放送している。夏ごろを目指して3-Dでのスポーツ生中継も計画中、これが日本の3-Dテレビコンテンツの状況だ。
NABでは、3ality Digital SystemsのSteve Schklair CEOは、今後の展望についてこう語る。「まずは、劇場用に製作された3-D映画が、家庭用ホームビデオとして発売されることになるでしょう。その後、大きなイベントのテレビ放送において、3-D放送のテストが行われる、という流れになると思います」
ブルーレイディスク(BD)は3-Dに対応しているため、年内にも3-D版のBDソフトが発売されるのではないか、とSchklairは予想する。
3-Dのコンテンツを製作するためには、カメラや編集機材の導入が必要となるため、製作者側には設備投資が必要だ。しかし、Schklairは広告業界が大きな推進役になるのではないか、と見ている。視聴者は、一般のCMよりも3-DのCMに対し強い関心を示すことが調査で明らかになっている。
また、プロバスケットリーグのNBAも、試合中継の3-D放送に積極的。映画館主たちも、うかうかしてはいられないようだ。
現在、全米の各映画館チェーンが3-D映画を上映できるデジタル映写機の導入を始めている。その主な動機は、劇場でしか体験できない映像を提供することで、DVDやホームシアターに奪われた観客を映画館に呼び戻すことにあるのだが、今年のNAB(全米放送事業者協会大会)を見る限り、彼らも安泰とは言えなさそうだ。
NABは、毎年ラスヴェガスで行われる世界最大の放送機器展だが、今年の最大の注目は3-D関連製品。ヒュンダイからだけでなく、すでに続々と家庭用製品が誕生している。
たとえば、サムスンやその他のメーカーがすでに発売している薄型テレビは、3-D映像の表示が可能だ(視聴には専用のめがねが必要となる)。しかし、各メーカーがその点をあまりアピールしていない理由は単純明快。機能はついていても、それを発揮できるコンテンツがまだないからである。
日本では「BS11デジタル」が、昨年12月の開局時から世界で初めて立体映像の番組を一部試験的に放送したため、ヒュンダイITジャパンが日本での先行発売に踏み切ったのだ。
やはり専用めがねが必要となるこのテレビは、現在は46型(49万8000円)のみだが、8月ごろには32型も20万円弱で発売する予定。また、50型やそれより大きいサイズで、めがねを必要としないものも開発中だという。
BS11デジタルは毎日1時間、スポーツや動物ドキュメンタリー、旅行番組など3-D対応の番組を放送している。夏ごろを目指して3-Dでのスポーツ生中継も計画中、これが日本の3-Dテレビコンテンツの状況だ。
NABでは、3ality Digital SystemsのSteve Schklair CEOは、今後の展望についてこう語る。「まずは、劇場用に製作された3-D映画が、家庭用ホームビデオとして発売されることになるでしょう。その後、大きなイベントのテレビ放送において、3-D放送のテストが行われる、という流れになると思います」
ブルーレイディスク(BD)は3-Dに対応しているため、年内にも3-D版のBDソフトが発売されるのではないか、とSchklairは予想する。
3-Dのコンテンツを製作するためには、カメラや編集機材の導入が必要となるため、製作者側には設備投資が必要だ。しかし、Schklairは広告業界が大きな推進役になるのではないか、と見ている。視聴者は、一般のCMよりも3-DのCMに対し強い関心を示すことが調査で明らかになっている。
また、プロバスケットリーグのNBAも、試合中継の3-D放送に積極的。映画館主たちも、うかうかしてはいられないようだ。



























































