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ストの影響で、トーク番組の視聴率が大幅ダウン

2007/12/08
“The Tonight Show With Jay Leno”
“The Tonight Show With Jay Leno”
 米脚本家組合(WGA)のストライキの影響で、夜の人気トーク番組の視聴率が大幅ダウンしていることが明らかになった。

 ニールセンは、ストが始まった11月5日から11月30日までの視聴率を発表。それによると、NBCの看板番組“The Tonight Show With Jay Leno”がもっとも深刻なダメージを被っていることが浮き彫りになった。

 ターゲットとされる18歳から49歳までの視聴者層において、昨年の同時期と比較して“The Tonight Show With Jay Leno”は40%のダウン。後続番組の“Late Night With Conan O'Brien”も36%のダウンを喫している。コメディ・セントラルの“Daily Show with Jon Stewart”は29%、“The Colbert Report”は33%のダウンだ。

 これほど圧倒的な差が出てしまった背景には、比較対象となる昨年の同時期がいわゆる〈スウィープ〉という調査期間に当たるという事情もある。この期間の視聴率をもとにコマーシャル料金が算出されるため、各番組は大物ゲストを呼んで、高視聴率を獲得していた。しかし、今年はストの影響で新たなエピソードが製作されなくなったため、すべて再放送に差し替えられている。また、デジタルレコーダーによる録画視聴が増えていることも、ダウンの要因のひとつといえる。

 このまま視聴率が下降を続けるようなら、各ネットワーク局が広告主に対し補償金の支払いを余儀なくされるのは間違いない。しかし、短期的に見れば、テレビ局側にとってもメリットはある。スト開始以来、テレビ局は司会者やスタッフへのギャラの支払いをストップしているため、経済的な損害はごくわずかしかない。

 人気司会者の多くが職場復帰を望んでいるといわれるが、関係者によると、WGAとAMPTPのあいだで真剣な話し合いが行われている限りは、ピケを突破する司会者は出ないという。しかし、もし交渉が決裂すれば、復帰を果たす司会者がひとりかふたりでてくることが考えられる。1988年に起きたWGAのストでは、有名司会者のジョニー・カーソンがスト開始から6週間目に復帰を果たしている。

 ちなみにスタッフの解雇を防ぐために番組再開を決め、非難を浴びているカーソン・デイリーは、WGAメンバーではない。

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