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米テレビスタジオがプロデューサーと脚本家を放出

2008/01/16
 テレビ番組の製作スタジオが、米脚本家組合(WGA)のストライキを理由に、脚本家やプロデューサーとの契約解除を開始した。

 先週金曜日に、ABCスタジオが20名以上の脚本家、プロデューサーを放出したのを皮切りに、ワーナーブラザースTV,CBSパラマウント・ネットワークTV、ユニバーサル・メディア・スタジオ、20世紀フォックスTVが同様の措置を取ったため、これまで75名の契約が解除されたことになる。

 製作総指揮として番組を支える「ショーランナー」の立場にいる脚本家の多くは今回の放出を免れることができたが、それでも“Joan of Arcadia”のバーバレラ・ホールや、「NUMBERS ~天才数学者の事件ファイル」のバリー・シンデルは、契約を解除されている。現在、スタジオ側がターゲットにしているのは、残りの契約が一年未満か、あるいは、人気番組に関わっていない脚本家たちだ。

 しかし、このまま来月になっても労使問題が解決しない場合、人気番組を支えるクリエイターまで首を切られることになりかねない。

 スタジオによる契約脚本家の放出は、コスト削減に大きな効果をもたらすとともに、スト終結後の運営に大きな不安をもたらすことになる。いったん契約を解除してしまえば、脚本家はフリーエージェントとなるため、ライバルのスタジオに奪われたり、あるいは、再契約のための高額な契約金を要求されるリスクがあるからだ。

 なお、今回のスタジオ側の動きについて、WGAは「娯楽産業をアメリカでもっとも大きなビジネスのひとつにした功労者たちを疎んじている」と批判している。

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