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アンジェリーナは現代のヘプバーン!?
服飾史家・中野香織が分析「モードの基準を変えた女優」1

2008/05/09



アンジェリーナ・ジョリーのファッションを読むキーワード、最初は「エロさ」。
谷間見せや透ける服など、最近のモード界を動かしている二大美的基準のひとつだが
そのトレンドに一役買ったのは、実はジョリーだった!?

エロさをカッコよさにつなげたのはジョリーの功績? 倖田來未、ジェニファー・ロペス、ペネロペ・クルスなど、エロかっこいい女たち
エロさをカッコよさにつなげたのはジョリーの功績? 倖田來未、ジェニファー・ロペス、ペネロペ・クルスなど、エロかっこいい女たち
 「品よい“セクシー”よりもむしろもっと生々しく“エロい”ことにプラスの価値を与えたのは、そもそもこの人だったんじゃないでしょうか? ボディパーツ、たとえば唇が露骨にエロティックであることをファッショナブルにしたのは、彼女の革命的な功績です。ジョリーのようなぷっくりリップにするための化粧品や美容整形などが流行るなんて、『本来の唇はファンデで消して輪郭を少し内側に小さめに描く』などと教えられてきた世代からみれば天地がひっくりかえるほどの価値の転換ですよね。

 ボディパーツばかりではなく、行動や考え方の面でも、“エロいことはかっこいいことだ”と価値を変えてしまった。過去のありとあらゆるエロティックな冒険を隠さず堂々と公表してますよね。ナイフを使ったセックスがよいと告白したり、二番目の夫ビリー・ボブ・ソーントンとは互いの血が入ったケースを持ち歩くほど熱烈に欲情しあっているとアピールしたり、兄と近親相姦を思わせるディープキスを披露したり、レズビアンを匂わせたり、もう、激しくエロティックな人らしいというのは十分すぎるほどアピールしてもらいました。でも、“それがワタシ”とばかり、なに恥じることなく堂々としているので、潔いというか、あっぱれだなと」

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