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アル・ゴアにノーベル賞をもたらした『不都合な真実』
プロデューサー、ローレンス・ベンダーが語る

2007/11/01
 
Lawrence Bender 1957年10月17日生まれ。東部メイン州の大学で工学を学ぶが、ダンサーになる夢をかなえるため、ニューヨークへ。その後ロサンゼルスに移り、俳優に転向。やがて出演や製作スタッフを兼ねながらもプロデューサーとして頭角を現し始める。

 その頃、クエンティン・タランティーノと運命の出会い—すぐに二人は『レザボア・ドッグス』を製作し、この作品がカルト映画の傑作として世間に高く評価される。そして1995年、『パルプ・フィクション』がアカデミー賞作品賞その他7部門にノミネート(うち脚本賞で受賞)され、名実共にハリウッドを代表するプロデューサーの一人となる。

 1998年、2度目のオスカー・ノミネートとなった『グッド・ウィル・ハンティング/ 旅立ち』の上映で、当時の大統領ビル・クリントンに会ったことから、また運命が変わる。世の中のために出来ることを、と考えるようになり、慈善事業にエネルギーを注ぎ始める。自らアル・ゴア元副大統領を説得して製作したドキュメンタリー映画『不都合な真実』は、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したばかりでなく、ゴアにノーベル平和賞受賞をもたらすことにも貢献した。

 その他の代表作は『キリング・ゾーイ』『ザ・メキシカン』『キル・ビルVol.1』『Vol. 2』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』『ジャッキー・ブラウン』など。また、映画の他に、ティム・バートンやジョン・ウーとコマーシャルを制作したり、マックGらとミュージック・ビデオを制作。音楽面でもマドンナのミュージック・レーベルと提携し、サウンドトラックを出版したりと活動の幅は多岐に渡る。

 元ダンサーらしいしなやかな物腰と、内に秘めた情熱を思わせるキラキラした瞳が印象的な、ハリウッドきっての紳士。
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